九州南部や奄美など大雨警戒＝梅雨前線上の低気圧、東進へ―気象庁

　九州南方に延びる梅雨前線の影響で、１３日午後は九州南部や奄美を中心に風雨が強まった。前線上の低気圧が１４日朝にかけて九州南部を通過する見通しで、気象庁は大雨に警戒し、落雷や突風に注意するよう呼び掛けた。 　低気圧は１５日朝には伊豆諸島付近に進むと予想され、三重県や伊豆諸島南部では１４日から１５日にかけて大雨に警戒が必要。 　同庁は四国が梅雨入りしたと発表。平年より８日、昨年より３２日、それぞれ遅かった。 　１４日午後６時までの２４時間予想雨量は多い所で、鹿児島県（奄美以外）２００ミリ、奄美と三重県１５０ミリ、宮崎県１２０ミリ、伊豆諸島南部８０ミリ。 　その後、１５日午後６時までの同雨量は、伊豆諸島南部１００～１５０ミリ、三重県５０～１００ミリ。　（了）【時事通信社】