starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

日本被団協代表委員に箕牧氏=「核廃絶運動を継承」


 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は9日、東京都内で開いた定期総会で、昨年10月に亡くなった坪井直さんの後任の代表委員として、広島県原爆被害者団体協議会(広島県被団協)の箕牧智之理事長(80)を選出した。  箕牧さんは3歳の時、母に連れられ広島市内に入り被爆。2005年から日本被団協の活動に携わり、昨年11月に広島県被団協理事長に就任した。  総会後の記者会見で箕牧さんは「坪井さんがやってきた核兵器廃絶に向けた運動を継承していきたい」と意気込みを語った。  会見には、21日からウィーンで開催される核兵器禁止条約の第1回締約国会議にオブザーバー参加する木戸季市事務局長(82)も同席。「原爆が人間に何をもたらしたか、どのように命を奪ったのかを訴えたい」と語った。  総会では特別決議も採択した。米国の核兵器を受け入れ国が共同運用する「ニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)」に関する議論を求める声が政界で出ていることについて「被爆者は看過できない」とし、日本政府に対し核兵器禁止条約への署名・批准を強く求めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕日本原水爆被害者団体協議会の代表委員に選出された箕牧智之さん=9日午後、東京都千代田区
    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.