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ルガンスク最前線、攻防激化=ウクライナ大統領「東部は地獄」


 【ロンドン時事】ウクライナ東部ドンバス地方の完全制圧を狙うロシア軍は、ルガンスク州のウクライナ政府統治下にある重要都市セベロドネツクへの攻勢を強めている。ルガンスク州の攻防の最前線とされるセベロドネツクでは連日激しい戦闘が繰り返され、州当局は19日、ロシア軍の砲撃で12人が死亡したと発表。ロシア軍が迫る中、電気も水道も絶たれ、住民の孤立が懸念される。  ドネツ川の東に位置するセベロドネツクはロシア側支配地域に近く、ルガンスク州での「ウクライナ軍の最後の抵抗拠点」の一つと考えられている。ロシア軍にとっては西進への「障害」で、陥落させればルガンスク州全域を抑えるための突破口となる。  過去数日、攻撃は強化され、町は「絶え間のない砲撃」(英スカイニューズ・テレビ)にさらされている。同テレビは、ロシア軍が病院や民家付近にも砲撃を続けていると現地から報じた。  報道によれば、ロシア軍はセベロドネツクを、ドネツ川を挟んで西に位置するリシチャンシクと共に包囲し、補給路の遮断を狙っているもようだ。セベロドネツクの住民10万人の多くは脱出したが、現在も数千人が市内に残っているとみられている。  ウクライナのゼレンスキー大統領は19日夜のビデオ演説で、セベロドネツクで12人が犠牲になったことに関し「残酷で無慈悲な砲撃だ」と述べた。「ドンバス一帯は完全に破壊された。地獄だ」と無差別攻撃を加えるロシアを強く非難した。 【時事通信社】 〔写真説明〕砲撃や爆発を受け、避難したアパートの地下室入り口で涙を流すウクライナの女性=18日、東部セベロドネツク(AFP時事) 〔写真説明〕砲撃音を聞いて、準備中の食事を置いて避難する住民=18日、ウクライナ東部セベロドネツク(AFP時事) 〔写真説明〕破壊されたウクライナの工業施設=18日、南東部マリウポリ(AFP時事)
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