starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

メキシコで「ナチス礼賛」挙式が物議=ヒトラーの結婚記念日に


 【サンパウロ時事】メキシコ中部トラスカラ州の教会で、首都近郊エカテペック在住のカップルがナチス親衛隊(SS)姿で結婚式を挙げ、物議を醸している。メキシコの人権監視機関は4日、ツイッターでホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を非難した上で、「反ユダヤ主義は法で禁じられている」と強調した。  問題となっている結婚式が行われたのは、77年前にナチス・ドイツのヒトラー総統が愛人エバと挙式した4月29日。ヒトラーとエバは翌日、地下壕で自殺した。有力紙ミレニオによると、公務員の新郎はSSの制服を着用。新婦はナチスの象徴であるカギ十字をあしらった車で登場した。父親や親戚がナチスのシンパという新郎は「ヒトラーは国を極貧から救い、第1次大戦で失った領土を取り戻した」と主張。既に子供2人がおり、いずれもナチス関係者の名前を付けたという。  これに対し、メキシコのユダヤ人団体は「ナチズムを擁護する動きを強く非難する」と反応。米国の反ユダヤ活動監視団体サイモン・ウィーゼンタール・センターは「激しい怒り」を表し、「メキシコ当局が適切な対応を取るよう期待する」との声明を発表した。 【時事通信社】 〔写真説明〕4月29日、メキシコ・トラスカラ州の教会でナチス親衛隊の制服を着用するなどして行われた結婚式(反ユダヤ活動監視団体サイモン・ウィーゼンタール・センターのホームページより・時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.