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海難専門船が網走港到着=無人潜水機で調査へ―不明12人捜索、発生2週間・知床事故


 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故は7日、発生から2週間を迎え、第1管区海上保安本部(小樽市)などは行方不明者12人の捜索を続けた。午後には、海難事故を専門とする民間業者のサルベージ船「新日丸」が網走港に入港。早ければ同日中に沈没現場に向け移動し、8日以降に無人潜水機による調査を行うとみられる。   船体は約120メートルの海底に沈没。北海道警の水中カメラが船内の撮影に成功したが、不明者発見につながる手掛かりは見つかっていない。  サルベージ船は無人潜水機で沈没した船の内外を調査し、5月中旬にも、特殊な設備で水圧に体を慣らして潜る「飽和潜水」で捜索を始める。  事故は先月23日に発生し、これまでに14人の死亡が確認された。同本部は業務上過失致死の疑いで捜査しており、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)から既に任意で事情聴取するなど、安全管理体制に問題がなかったか調べている。  船内に取り残されている可能性がある行方不明者捜索のため、海上保安庁は民間業者と先月30日に契約をし、サルベージ船は今月2日に鹿児島県を出港した。(了)【時事通信社】
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