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がん検診、高齢者2~3割減=20年度、コロナで受診控え影響か―協会調査


 2020年度に胃や肺などのがん検診を受けた60歳以上の人は、新型コロナウイルス流行前の19年度より2~3割前後減少したことが27日、日本対がん協会(東京都中央区)の調査で分かった。コロナ感染を恐れた受診控えが影響したとみられ、協会は早期の受診を呼び掛けている。   協会はこれまで、19~21年の受診者数について、各年ごとの推移を公表してきた。今回は全国42支部が集計する年度ごとの受診者数を取りまとめ、年代別で増減を比較した。  20年度に住民検診などで胃、肺、大腸、乳、子宮頸(けい)のがん検診を受けた人は延べ826万4591人で19年度より18%減少した。胃、肺、大腸のがん検診数を年代で比較すると、60歳以上は一部を除き2~3割前後減っていた。60歳未満は1割前後の減少が目立った。  乳がんは全年代を通じ2~3割前後減っており、子宮頸がんは多くの年代で2割前後の減少だった。子宮頸がんを除く四つのがんでは、受診者数とがん発見数の年代ごとの増減幅に同じ傾向がみられた。  協会の小西宏プロジェクトディレクターは「胃、肺、大腸がんは加齢とともに罹患(りかん)率が高くなる。検診をしばらく控えている人は今年度こそぜひ受けてほしい」と話している。(了)【時事通信社】
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