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事故17年、犠牲者に祈り=慰霊式、3年ぶり開催―福知山線脱線・兵庫


 乗客106人と運転士が死亡し、562人が重軽傷を負ったJR福知山線脱線事故は25日、発生から17年を迎えた。兵庫県尼崎市の事故現場に整備された慰霊施設「祈りの杜(もり)」では、新型コロナウイルス感染拡大で中止となっていた追悼慰霊式が3年ぶりに営まれ、遺族らが犠牲者に祈りをささげた。  慰霊式に先立ち、事故発生時刻の午前9時18分に合わせ、JR西日本の長谷川一明社長らが黙とうした。  慰霊式はJR西が主催し、遺族や負傷者、同社幹部ら244人が参列し黙とう。長谷川社長は「事故の反省に立ち、『組織全体で安全を確保する仕組み』と『安全最優先の風土』の構築に向けた取り組みを積み重ねてきたが、さらに高い水準を目指す必要がある」と安全運行に尽力する決意を示した。その後、参列者が献花した。   同社は伊丹市内にも中継会場を設けるとともに、昨年に引き続き遺族らが自宅などでオンライン形式で式の映像を視聴できるようにした。  事故は2005年4月25日午前9時18分ごろ、JR福知山線の塚口―尼崎間で発生。制限速度を超えた7両編成の快速電車がカーブに進入し脱線、線路脇のマンションに衝突した。慰霊式は19年に初めて祈りの杜で行われた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕脱線事故発生時刻に現場周辺で黙とうする人たち=25日午前9時18分、兵庫県尼崎市 〔写真説明〕脱線事故発生時刻に現場周辺で黙とうする人たち=25日午前9時18分、兵庫県尼崎市 〔写真説明〕慰霊施設「祈りの杜」で、おわびと追悼の言葉を述べるJR西日本の長谷川一明社長=25日午前、兵庫県尼崎市(代表撮影) 〔写真説明〕事故現場付近を走行する電車内で、花を手に目を閉じる乗客=25日午前、兵庫県尼崎市 〔写真説明〕事故発生時間帯に現場周辺を通過する電車=25日午前、兵庫県尼崎市
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