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日大背任、起訴内容認める=医療コンサルの被告―東京地裁


 日本大学医学部付属板橋病院(東京都板橋区)をめぐる事件で、日大元理事の井ノ口忠男被告(65)らと共に背任罪に問われた医療コンサルタント吉田徹也被告(51)の初公判が14日、東京地裁(神田大助裁判長)であった。吉田被告は起訴内容を認め、「井ノ口さんに言われるがまま行動したことで結果的に迷惑を掛けた」と述べた。  検察側は冒頭陳述で、井ノ口被告が医療法人「錦秀会」(大阪市)前理事長の籔本雅巳被告(61)と利益の還流を計画したと指摘。吉田被告は井ノ口被告の指示で取引スキームを立案し、介在する業者との連絡調整を担ったという。  弁護側は「吉田被告は出入り業者という弱い立場。共同正犯ではなく、ほう助犯だ」と主張した。   起訴状によると、吉田被告は2020年12月~21年8月、井ノ口被告らと共謀して、板橋病院で使用する磁気共鳴画像装置(MRI)などのリース契約で水増しした見積書を作成し、日大に水増し分計約2億円の損害を与えたとされる。  井ノ口、藪本両被告による日大への損害は計約4億2000万円に上るとされる。両被告の初公判期日は未定で、吉田被告の公判は分離された。(了)【時事通信社】
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