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マスク氏の経営手腕期待=奔放な発言、リスクにも―米ツイッター


 【シリコンバレー時事】米電気自動車(EV)大手テスラ創業者のイーロン・マスク氏が、米簡易投稿サイトのツイッターの筆頭株主となり、取締役に就いた。成長鈍化に直面するツイッターは、現状脱却へカリスマ経営者の手腕に期待している。だが奔放な発言でたびたび物議を醸してきただけに、リスクにもなりかねない。  「言論の自由は、民主主義が機能する上で欠かせない。ツイッターはこの原則を厳守しているか」。マスク氏が3月下旬にツイッター上で問題の賛否を問うたところ、投票した約7割が「いいえ」と答えた。  マスク氏はその後、新たな交流サイト(SNS)の立ち上げをにおわせたが、今月4日にはツイッター株9.2%の取得が判明。ツイッターが取り組む誤情報投稿の管理強化に取締役として抵抗する狙いがあるとの臆測が出ている。  一方、ツイッターは「物言う株主」から成長の鈍さを指摘されてきた。時価総額は370億ドル(約4兆6000億円)と、SNS大手のメタ(旧フェイスブック)の1割にも届かない。ドーシー共同創業者はマスク氏のアイデアだけでなく話題性も買い、経営陣入りに賛同したという。  マスク氏は早速、経営改革に乗り出す姿勢を示している。投稿内容の「編集ボタン」を新設する必要性を問う投票をツイッターで呼び掛けたところ、約7割が賛成。これを受けてツイッターは編集機能の追加を決めた。  だがマスク氏に対する懸念も根強い。テスラの非上場化をほのめかしたツイートは、証券詐欺の疑いで当局から制裁金を科される問題に発展した。マスク氏の奔放な発言が成長戦略の災いになるリスクもはらんでいる。 【時事通信社】 〔写真説明〕米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)=3月22日、独ベルリン郊外(AFP時事)
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