監禁致死容疑で母親ら再逮捕＝女児虐待―岡山県警

　岡山市で昨年９月、女児が虐待され、その後死亡した事件で、岡山県警捜査１課などは２日、女児を布団で巻いて死なせたなどとして、逮捕監禁致死容疑で母親の無職西田彩容疑者（３４）＝岡山市＝と、交際相手の内装工船橋誠二容疑者（３８）＝同＝を再逮捕した。 　西田容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、船橋容疑者は「違うところがある」と一部否認しているという。 　再逮捕容疑は、共謀して昨年９月２５日午後１時ごろ、西田容疑者宅で、当時６歳だった娘の真愛ちゃんに布団を巻き付けるなどして約１時間半放置し、今年１月１２日に死亡させた疑い。　 　県警によると、西田容疑者が昨年９月２５日午後２時半ごろに１１９番し、真愛ちゃんを岡山市内の病院に搬送したが脳死状態だった。司法解剖の結果、死因は低酸素脳症と判明した。 　両容疑者は共謀して昨年９月１０～２３日、複数回にわたり、真愛ちゃんに暴行を加え、椅子の上に置いた鍋の中に長時間立たせるなどしたとして、強要容疑で２月９日に逮捕された。（了）【時事通信社】