ミャンマー情勢に「深い懸念」＝特使受け入れ迫る―ＡＳＥＡＮ声明

　【バンコク時事】東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は１８日、カンボジアで１７日に開いた外相会議の報道声明を発表した。クーデター後の混乱が続くミャンマー情勢に「深い懸念」を表明。国軍にＡＳＥＡＮ特使の早期受け入れを迫っている。 　声明は国軍に対し、特使受け入れや暴力の即時停止を含むＡＳＥＡＮとの５項目の合意の「効果的かつ完全な履行に向けた具体的な行動」を要求。また、全当事者に「最大限の自制と建設的な対話の開始」を促した。 　ミャンマー問題担当のＡＳＥＡＮ特使を務めるカンボジアのプラク・ソコン外相は、３月にミャンマーを訪れる考えを示している。　【時事通信社】