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流行抑制「期待薄」も重症化予防=「早期接種を」と専門家―ワクチン3回目


 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種は、「第6波」を引き起こしたオミクロン株に対する効果が、デルタ株よりも低くなるとされる。厚生労働省の分科会では「流行抑制効果は難しい」との声が上がる一方、入院を防ぐ効果は9割に上るとのデータもあり、専門家は「重症化を防ぐため、接種券が届いた人はできるだけ早く接種してほしい」と促している。  英国保健当局の報告によると、3回目接種によるオミクロン株への発症予防効果は、接種から2~4週後は65~75%だが、10週で45~50%に低下する。ただ、入院予防効果は65歳以上で10週以降も89%維持された。  1月下旬に開催された厚労省分科会では追加接種推進を確認した一方、一部の専門家から「(接種が進む)2月にはオミクロン株の流行は終わっているだろう」「今の流行を抑える効果を期待するのは難しい」との意見も出た。  日本ワクチン学会の岡田賢司理事長は「若い人を含め、ワクチンを打っていない人たちが重症化している」と指摘し、早期接種を推奨する。  モデルナ製ワクチンは、2回目までと異なるワクチンを打つ「交互接種」や副反応への不安から敬遠する傾向も出ている。岡田氏は「交互接種の効果は世界中で認められており問題ない。モデルナの接種量は半分になり、おそらく副反応率も減ってくる」と説明する。  その上で「発症した時の重症化リスクとワクチンによる予防効果、副反応の三つをてんびんにかけて、打つか打たないかを決めてもらいたい」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕オンライン取材に応じる日本ワクチン学会の岡田賢司理事長=1月28日
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