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緊急発進、4~12月で785回=昨年度1年分上回る―防衛省


 防衛省は25日、領空侵犯の恐れのある航空機に対する自衛隊の緊急発進(スクランブル)が、2021年4~12月に785回に上ったと発表した。同期比では過去5年間で最多となり、既に20年度1年間の725回を上回った。大半は中国機とロシア機が対象で、特に中国機が増加。同省は両国の爆撃機による日本周辺の共同飛行など連携した動きに警戒を強めている。  同省統合幕僚監部によると、中国機への緊急発進が前年同期比240回増の571回で全体の約7割超。ロシア機への対応は同7回減の199回で4分の1を占めた。   昨年11月にロシアのTU95爆撃機と中国のH6爆撃機各2機が共同パトロールと称して日本海と東シナ海上空を飛行したほか、同12月には中国海軍の空母「遼寧」が沖縄東方の太平洋で艦載機やヘリの発着艦を繰り返し、自衛隊機が警戒に当たった。  岸信夫防衛相は同日の閣議後の記者会見で、中国機の飛行形態の変化や活動範囲の拡大、台湾周辺での活動増加を指摘。「中国機は活発な活動を継続し、緊急発進回数の増加につながっている。対領空侵犯措置に万全を期す」と話した。(了)【時事通信社】
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