銅線窃盗容疑、男２人逮捕＝価格高騰、被害９３０万円か―警視庁

　マンション建設現場から銅線を盗んだとして、警視庁捜査３課は２０日までに、窃盗容疑で、いずれも塗装工の小山克彦（３０）＝東京都杉並区高円寺南＝、崎村直喜（３８）＝埼玉県朝霞市根岸台＝両容疑者を逮捕した。２人とも容疑を否認しているという。 　同課は、新型コロナウイルス禍の影響などで銅価格が高騰する中、２人が昨年７月以降、都内で他に２４件、計約９３０万円相当の銅線などを盗んだ疑いがあるとみて関連を調べる。 　逮捕容疑は昨年１１月１３日午後１０時～１４日午前０時ごろ、品川区西五反田のマンション建設現場から銅線４３０キロを盗んだ疑い。　 　２人は仕事仲間で、盗んだ銅線は車で埼玉県内の２４時間営業の買い取り業者に持ち込み、約１７万円で売却したという。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕警視庁＝東京都千代田区