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架空と現実、交流に味わい=野球描き続けた水島新司さん


 水島新司さんは徹底して野球漫画を描き続け、生み出した作品の数と期間は膨大なものだった。作風もエネルギッシュの一言。まさに第一人者だった。  1970年に連載開始の「男どアホウ甲子園」がヒット。70年代には「野球狂の詩」「ドカベン」を開始したほか、73年には南海(現ソフトバンク)で酒豪の代打男、景浦安武が活躍する「あぶさん」を大人向けに描き始めた。現実に存在するプロ野球チームの選手らと、架空の登場人物が交流するストーリーには味わいがあり、どの作品も長期連載。セ・リーグに比べ人気がなかったパ・リーグを、親しみやすくした功労者でもあった。  2018年6月に46年間の連載を終えた「ドカベン」シリーズは、高校野球からプロ野球の世界へと舞台を移しながら成長していく長編。山田太郎、岩鬼正美ら登場人物の魅力から野球にのめり込んだプロ選手も多い。「野球狂の詩」には、女子選手の水原勇気や高齢選手の岩田鉄五郎が登場。水島さん自らも積極的にメディアに出て、野球人気を盛り上げた。(了)【時事通信社】
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