内村は「史上最高」「比類なき才能」＝海外メディアなど報じる

　内村の現役引退について、海外メディアなどが電子版で一斉に伝えた。米ＮＢＣスポーツは「史上最高の男子選手として広く知られる内村が引退を発表。２００９年から１６年まで、五輪と世界選手権の個人総合で全て勝利し、『キング・コウヘイ』と呼ばれるようになった」と報じた。仏紙レキップは「『キング・コウヘイ』が王座を去る」と伝えた。 　ドイツ誌シュピーゲルは内村の成績を「前人未到の成功」と評し、「比類なき才能の持ち主は最近、けがに苦しんでいた」と記した。 　国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は、「史上最高の男子選手と言われる内村。約１０年にわたってこの競技を支配した」と長年の活躍をたたえた。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕世界体操選手権の男子個人総合で６連覇し、会場に飾られた歴代優勝者のパネルの前でポーズを取る内村航平＝２０１５年１０月３０日、英国・グラスゴー