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「漫画村」ネット広告は不法=代理店に1100万円賠償命令―東京地裁


 海賊版サイト「漫画村」に無断で著作を掲載された漫画家の赤松健さんが、同サイトに掲載する広告を募った代理店2社に対し、1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。田中孝一裁判長は2社が不法行為をしていたと認定し、請求全額の賠償を命じた。  赤松さんの代理人弁護士によると、漫画の海賊版サイトに関わる広告代理店の責任を認めた判決は初めて。  赤松さんが提訴したのはインターネット広告代理店の「エムエムラボ」(横浜市)と親会社の「グローバルネット」(東京都大田区)。判決によると、漫画村では2017年6月以降、赤松さんの著作である「魔法先生ネギま!」と「UQ HOLDER!」が許諾を得ずに違法掲載された。グローバル社は取引先に対し、漫画村への広告掲載は5万~10万円を予算として追加すれば可能などと説明していた。  田中裁判長は、漫画村の運営者は著作権を侵害しており、広告料を運営者側に支払う代理店の行為も侵害をほう助すると指摘した。ほう助により赤松さんの漫画の売り上げも減少したと認定し、「著作権侵害行為を助長し、容易にする現実的危険性を有する」と判断した。   グローバルネットは取材に対し「担当者がいないため回答できない」としている。(了)【時事通信社】
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