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【オリックス】首位ソフトバンクに連敗で自力V消滅 山本由伸、山崎福也の抜けた穴は大きかった


オリックス対ソフトバンク 7回表ソフトバンク無死一塁、栗原に適時二塁打を許した高島(撮影・藤尾明華)

<オリックス-ソフトバンク>◇26日◇京セラドーム大阪

オリックスが首位ソフトバンクに連敗を喫し、ついに自力Vの可能性が消滅した。ゲーム差は15・5まで開き、プロ野球の最大差逆転のデッドライン(63年西鉄)となる14・5ゲーム差を越えてしまった。

出ばなをくじかれた。先発の東晃平投手(24)が初回に栗原に右中間への先制2ランを被弾。その裏に太田が左越え2号ソロで反撃したが、東は6回途中3失点で降板。中継ぎ陣も踏ん張れず、中盤以降で突き放され、終始流れを引き寄せることができなかった。

リーグ4連覇を目指したシーズンだったが、まさかの誤算が続いた。投手陣では右の柱を期待された山下が本領を発揮できず、4月中旬から6月上旬まで2軍調整が続いた。左の柱で開幕投手を務めた宮城は「左大胸筋の筋損傷」で5月中旬から長期離脱を余儀なくされた。救援陣も守護神平野佳が「右肘の張り」で離脱し、3連覇に貢献した中継ぎの宇田川、山崎もコンディション不良でなかなか状態が上がらず、ファームでの調整が続いている。

攻撃陣も春先から波に乗れなかった。広島からFA加入した西川が6月現在こそ好調だが、序盤は低空飛行が続いた。昨季首位打者の頓宮も不振で、1軍と2軍を行き来している。移籍2年目の森も4月は大苦戦。21年本塁打王の杉本も鳴りをひそめている。

6月頭に今季初の大型連勝となる7連勝を飾ったが、時すでに遅し。ソフトバンクははるか先を突っ走っていた。メジャーに挑戦した山本と、日本ハムにFA移籍した山崎が昨季稼いだ「27勝分の穴」は大きかったと言わざるを得ない。

恒例の「オリ姫デー」も年間2試合以上となった20年から5年連続で勝ち越しを逃してしまった。

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