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佐々木朗、2年目の飛躍=田中将と投げ合い自信―プロ野球クローズアップ


 ロッテの佐々木朗は、5月16日に2年目で1軍デビューを果たすと、先発投手陣の一角を担うまでに大きく成長した。クライマックスシリーズの開幕も任され、「優勝争いの中で投げさせてもらい、充実した一年だった」。大器の片りんは存分に見せた。  岩手・大船渡高時代に最速163キロをマークし、鳴り物入りで入団。1年目は体づくりを優先し、実戦登板なしで終えた。厳しい意見も耳に入ったが「言い返すのも無駄。やるべきことをコツコツ続けよう」。自分を見失うことも、焦りもなかった。  今季は11試合に登板して3勝2敗、防御率2.27。序盤は痛打される場面もあったが、徐々に安定感は増していった。  ターニングポイントは9月10日の楽天戦。憧れだった田中将と互角に投げ合い、「すごく自信になった。そこからは気持ちに余裕を持てるようになった」。日米で実績十分な投手と渡り合えたことは大きかった。  十分な登板間隔を与えられたことも高いパフォーマンスを支えた。先発した後に登録を抹消し、登板は2週間に1度のペース。これは若手は万全な状態で投げさせるチームの方針だった。シーズン終盤には通常の中6日も経験し、「感覚が残っているし、いい部分もある」との手応えも得た。  来季に向けて「登板数、イニングは今年の倍ぐらい投げられたら」と見据える。同世代でもあるオリックスの宮城、ヤクルトの奥川は日本シリーズで好投を見せた。「ああいう舞台でチームに貢献できるように頑張りたい」。ライバルからも刺激を受け、「令和の怪物」はさらなる飛躍を誓う。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕プロ初登板の西武戦で力投するロッテ先発の佐々木朗=5月16日、ゾゾマリン 〔写真説明〕田中将と投げ合った楽天戦の7回、三者三振に抑え、グラブをたたきベンチへ戻るロッテの佐々木朗=9月10日、ゾゾマリン
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