人によってはQOLにも影響する更年期。あなたのパートナーや大切な人も無関係ではないかもしれません。
一般的だと思う男性の更年期症状を選んでもらう質問では、「イライラ」(46.3%)、「疲れやすい」(36.3%)、「発汗やほてり」(29.7%)の順となりました。
また更年期症状を自覚する40代~60代の男性100人に、自身の更年期症状として当てはまるものを聞くと、「疲れやすい」(66.0%)が最も多く、「頻尿」(41.0%)、「不眠」(40.0%)の順となり、年代別でみても共通して「疲れやすい」と感じる人が最も多いことがわかりました。
更年期症状のイメージとしては「イライラ」が多いものの、実態としては6割以上が「疲れやすい」と感じているようです。
さらに更年期症状に対する知識を得ておきたいかと聞くと、男性の74.7%、女性の83.3%が正しい知識の習得を希望していることがわかりました。ところが、自分の更年期症状への対処方法について、「わかっている」と答えたのは男性15.7%、女性28.7%と少なく、「どう対処していいかわからない」男性が84.3%、女性71.3%と圧倒的に多くなっています。更年期症状を自覚する男性に更年期症状に対する意識を聞くと、約2人に1人は「自分に更年期症状が出るとは思わなかった」(55.0%)と感じ、約6割の男性が更年期症状について「周りに言いにくい」(63.0%) 、「更年期症状があっても認めたくない」(58.0%)と答えていることからも、気づいていないだけでなく、相談しにくいと感じている人が多いことがわかります。
「男性は自分が更年期であることを認めてしまうと、加齢を受け入れて“現役”から遠ざかるような気がしてしまう」
と、男性が自分の更年期を認められない背景を指摘します。
一方で、「更年期は、例えるならサッカーやラグビーのハーフタイムのようなもの」ともコメント。
ここでうまくコンディションを整え、良い後半戦に臨むことが肝心だと言います。
人生の後半戦をより良く過ごすために、家族や友人で更年期症状に悩んでいる男性がいれば泌尿器科をすすめてあげてはいかがでしょうか。
【参考】
※ツムラ
https://www.tsumura.co.jp/newsroom/topics/2022/12081500.html