スチュワーデスがキャビンアテンダントに、看護婦が看護師と呼ばれるようになって久しいですが、いまだに保険外交員は、「生保レディ」と呼ばれ続けています。本作は、そんな生保業界に新卒で入社した著者が、“三年神話”を信じて働き続け、心を病み、自殺する寸前にまで追い込まれ、元同僚と共に告発にまで踏み切るという壮絶なノンフィクションです。
同調圧力社会やハラスメント社会に対する叫びだけでなく、LGBTQ+当事者でもある著者の“生きづらさ”が奇しくもLGBTQ+フレンドリー企業だった生命保険会社で浮き彫りになっていく過程も描かれ、単純な“職業体験舞台裏”ものとは一線を画す作品に仕上がっています。日ごろから著者と同じように、仕事で、人間関係で、苦悩している人はたくさんいるはずです。著者の体験がそんな悩めるどこかの誰かに届いてほしい……、そんな思いで制作いたしました。
映像化も思い浮かべられる内容のため、ふだん、本を読まない方にも楽しんでもらえる内容です。
「離職率9割業界」「自殺って死亡保険金でたっけ?」「今月の給料9000円!?」「AVとかでよくあるじゃん」「枕営業やってるの?」「お願い告発に協力して」、次々と飛び出す圧力強めのパワーワードに、ページをめくる手が止まらない!
<書籍概要>
タイトル: 気がつけば生保レディで地獄みた。
著者 : 忍足みかん
価格 : 1,650円(税込)
発売日 : 4月28日(金)
ページ数: 376ページ
仕様 : 四六版、モノクロ
ISBN : 978-4-9912997-1-1
発行元 : 古書みつけ
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
古書みつけ
TEL : 03-5846-9193
お問い合せフォーム: https://kosho-mitsuke.com/contact/
(画像はプレスリリースより)
【参考】
※公式サイト
https://kosho-mitsuke.com/