
それを可能にしたSCENTMATIC株式会社開発のAIシステム「KAORIUM (カオリウム)」。
香りと言葉をつなぐという今までにない新しい体験は、SNSをはじめ話題を集めています。
そんな「KAORIUM」を実際に体験してきました。

「KAORIUM」はどのようにして開発されるに至ったのか、SCENTMATIC株式会社 代表取締役 栗栖俊治さんに背景を伺いました。
「まず“見る”視覚の部分ですが、絵画を見るだけだとなかなか心は動きませんが、これに言葉が加わる”漫画”ですと感情移入できますよね。
同じように“聴く”聴覚だとクラシック音楽は捉えにくいところがありますが、これに歌詞が加わる”歌”になることで泣いてしまうこともあります。
つまり言葉には、五感がもたらす体験や体感を増幅、拡張してくれる力があるんです」(栗栖さん)
これを嗅覚にも応用し、「香りに言葉が融合することによって新しい体験ができるのではないか」と開発されたのが「KAORIUM」です。
20種類の香りのボトルが並ぶ画面の前に立ち、タッチパネルを操作していく仕組みです。








最終的に選んだ香りは“大空に広がる気高く優美な翼”のような香りと判明。
インターネット上の様々な文学を学習しているAIが言葉を選んでくれるので、「自分では表現できないような言葉が自分で選んだ香りと紐づけられる」という今まで経験したことのない、リッチな体験をすることができます。

1つ目は自分が好きな香りを言葉にするとこうなる、ということがわかり、今後香りを選ぶ際に納得して香りを選べること。
2つ目は今まで曖昧だったものがクリアになることで、自分の中の好みの香りの軸ができ、他人に伝えやすく、ECサイト上で購入する時のハードルも下がること。
この「KAORIUM」は現在、ルミネ新宿 ルミネ1 地下1階のフレグランスショップ『KO-GU』で無料で体験することができ、選んだ香水をその場で購入することもできます。
その日の気分や季節によって香りの感じ方は異なり、何度でも楽しめる「KAORIUM」。
今後はお茶やワインなどへの応用も検討中ということなので、さらなる展開にも注目です。