SDGsを意識した取り組みが、企業の中で進んでいます。「デジタル機器」も例外ではなく、デジタル機器の廃棄増加で「電子ごみ」が世界的な問題になっています。
SDGsに配慮した次世代型デバイス「WitH」を提供するHTL株式会社では、このたび、「SDGs時代のモノ選び」をテーマに調査を実施。20~60代の有職者500名を対象にアンケートをおこないました。
また、「SDGsに関連する商品を購入したことがありますか?」という質問でも、7割近く(67%)が「ある」と回答。
さらに、SDGsに関連した商品を購入したことが「ある」と答えた方に、「購入した商品のジャンル」を聞いたところ、「日用品」(78%)が最も多く、以下、「食品・飲料」(59%)、「ファッション」(27%)と続きました。その一方で、「デジタル機器」と答えた人は、わずか7%にとどまり、商品のジャンルで大きな偏りがあることがわかります。
その理由としては、「いざ買うときには価格や使い勝手などに目がいきがちで、SDGsにまで考えが至らない」(38歳・男性)、「どのようなデジタル機器を選べばSDGsへの配慮につながるのかが想像できない」(47歳・女性)、「SDGsをアピールしているデジタル機器が少なく、目が行かない」(29歳・女性)、「SDGsのデジタル機器は、見た目がかっこよくなさそう」(50代・男性)などの声がみられました。
また、電子ごみは、水銀をはじめ、人間の脳や協調系統に損傷を与える有毒な添加物または有害物質も含むため、健康や環境に害を及ぼすと言われています。
こうした実態をふまえ、今回の調査において「デジタル機器の廃棄が世界的な問題になっていることを知っていましたか?」と聞いたところ、「知っていた」と答えた人は8%にとどまりました。
残り大多数は、「まったく知らなかった」(53%)、または「聞いたことはあったが、具体的な実態までは知らなかった」(40%)と答えており、デジタル機器の廃棄問題は非常に認知率が低いと言えそうです。
例えば、修理やリサイクルを意識して電子ごみを出さないようにする、消費電力が少ないデジタル機器を選ぶようにするなど。一人ひとりの心がけが、電子ごみの削減につながっていきます。
また、「ミニマルな選択」をすることも、SDGsを意識したモノの選び方のひとつです。パソコン・スマホ・タブレットなどのデバイスを集約することができれば、多くのデジタル機器を所有しなくて済むようになります。
そのほかにも、コロナ禍で一層シェアリングエコノミーの考え方が浸透・進化している現在、周りの人と共有可能なデバイスを選ぶことで、使用するデジタル機器の数を減らすことができます。
普段持ち歩いているスマートフォン、USB Type-Cケーブル、「WitH」本体があれば、自宅・会社・コワーキングスペースなど、いつでもどこでも作業が可能です。
「WitH」本体にはOSもCPUも入っていない為、買い替える必要が無く、電子ごみの削減に貢献。キーボードを360°回転すれば、タブレットとして使用できるので、一人で複数のデジタル機器を所有しなくてすみます。
消費電力もパソコンに比べて少なく8W程度。更にデバイスにデータが残らないためシェアリングエコノミーやリサイクルが実現しやすい、といった環境負荷の軽減も期待できます。
「WitH」は法人向けのサブスクリプションサービスの展開を近日開始予定です。
「WitH」とスマートフォン・5G回線・USB Type-Cケーブルをパッケージにして、1ユーザーあたり月額2,900円(税込)程度での提供を予定しています。(本体のみの購入価格:オープン価格50,000円台)
商品の詳細、お問い合わせ先は、下記「WitH」公式サイトをご参照ください。
※1:各スマートフォンメーカーの「DisplayPort Alternate Mode」及び「デスクトップモード」対応機種
*プレスリリース内の数字は小数点第一位を四捨五入しています。そのため、単一回答の合計が100%にならない場合がございます。
*文中の商品名、サービス名などは各社の商標または登録商標です。
【参考】
※「WitH」公式サイト
http://smd-with.com/