ジャパニーズウイスキーは日本が誇る蒸留酒として世界的に注目。日本の地域のウイスキー蒸留所見学ツアーは、外国人観光客人気。早速、埼玉県羽生市で再開した老舗蒸留所をチェック!
東武伊勢崎線と秩父鉄道「羽生駅」から歩いて6分ほどの場所に、酒類を扱う東亜酒造という会社の蒸留所があります。この蒸留所を見学できる「羽生蒸溜所ビジターセンター」をご紹介。
東亜酒造では1946年に製造免許を取得してウイスキー造りを開始。1980年からは2基のポットスチルを導入。約20年間にわたって自社蒸溜によるウイスキーを生産してきました。しかし、ウイスキー市場の低迷や経営不振を理由に、2000年には蒸留所の稼働を停止。その後、「いつか再びウイスキー造りを」という思いのもと、2021年に蒸留所の再稼働に至りました!
で、今回、紹介するのは、蒸留所を見学できる「羽生蒸溜所ビジターセンター」。ここでは、ウイスキーの製造工程を展示パネルと共に見学できるコース、テイスティングができるゲストルーム、ウイスキーに限らず東亜酒造が手掛ける清酒、リキュールなどを販売するショップを楽しめるように。クルマを運転する人やアルコールが苦手な人向けに、ソフトドリンクも用意。



なお、羽生蒸溜所ビジターセンターでは、訪日外国人向けの設備なども用意。ウイスキーの工程を説明するパネルは、QRコードで読み取れば4ヵ国語に対応。ショップで販売する酒類は、酒税と消費税が免税。外国人でも見学ツアーを楽しめるよう配慮。
「羽生蒸溜所ビジターセンター」の見学ツアーを申し込むには事前予約が必要。公式サイトの予約フォームで、希望日の1週間前までに必要事項を記入して予約。予約フォームでは、空いている日時をカレンダーで確認。
【スポット情報】
「羽生蒸溜所ビジターセンター」
埼玉県羽生市西4-1-11
048-561-3311(東亜酒造)
10時~16時
火曜・水曜定休(臨時休館あり)。
見学ツアー料は1人1500円(税込)、テイスティング料を含む。1グループ10名まで。