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パナソニックがAiSEG3の発売を発表!知能を手に入れた家で環境に配慮した快適な住まいへ


パナソニック株式会社は、家庭のエネルギーを最適化する次世代のホームエネルギーマネジメントシステム「AiSEG3」を2025年3月24日に発売すると発表しました。同社は都内で「AiSEG3 エネルギートレンドセミナー」を開催し、エネルギーの最適化が家計と地球に配慮した未来の生活への鍵となると提案しました。AiSEG3は、AIによるエネルギー管理能力を強化し、家庭での再生可能エネルギー利用率を76%まで高めることが可能です。EV車のバッテリーとしての活用やエネルギーのデマンドレスポンスを推奨し、持続可能な社会に貢献します。また、ユーザーの生活データをもとに、より快適な生活をサポートする機能を備えています。この新製品は、AIによる自動化で節電と快適さを両立し、環境問題へ配慮した選択肢となることを目指しています。

パナソニック株式会社 エレクトリック社は、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の中核機器となる『AiSEG3(アイセグスリー)』を2025年3月24日に発売します。

それに伴い、都内で「AiSEG3 エネルギートレンドセミナー」を開催。

登壇者には、パナソニックからエネルギー・IoTソリューションセンタービジネス推進室・室長の野村仁志氏、芝浦工業大学 建築学部長・教授の秋元孝之氏、社会起業家の石山アンジュ氏の3名によって「AiSEG3が叶えるエネルギーを最適化した、家計と地球に配慮した未来のくらし。知能を手に入れた家」をテーマにセミナーが行われました。

 

AiSEG3 エネルギートレンドセミナー

はじめに、エネルギートレンドセミナーのモデレーターの石山氏から「エネルギーにまつわる社会課題 その解決方法について」というテーマを発表。

日本では産業部門で多くのCO2を排出していると説明。これは全体の4割を占めているのだそう。

そして、私たちの暮らしの中で、CO2の排出量はなんと4割にも上るのだとか。

「そのために住宅、民政部門でも太陽光発電を多く導入し“ゼロエネルギー住宅”の取り組みを推進していくことが求められている。」

と秋元氏。

野村氏も、

「家庭部門でも、私たち一人一人がCO2削減を行っていかなくてはいけない。」

と同調。

そして、

「重要なことは、我々が提供している商品やサービスで、生活者の皆さんがCO2の削減をしていくことが大切。」

とコメント。

これを『削減貢献量』としており、

「今回のAiSEG3では、住宅での太陽光を使った再生可能エネルギーでCO2削減を目指していく。」

と宣言しました。

そして次のテーマは「私たちのエネルギー管理の重要性」について。

地域全体でエネルギーの”デマンドレスポンス(DR)”という考え方と推進が求められています。

これはグリッドに電気が不足している・余っている時にバランスを合わせるための手法のこと。

グリッドに電気が余っている状態の時には、住宅などで電気を多く使って欲しいという場面。これを「上げDR(デマンドレスポンス)」と呼び、逆に不足している時は「下げDR」と呼びます。

家庭でも様々な節電をしていますが、もう一つのアプローチとして家庭で使う電気を再生可能エネルギーにすることで、量を減らすのではなく”電気の種類を変える”というのもCO2削減には非常に効果的なのだという。

HEMS(ヘムス)とは“ホームエネルギーマネジメントシステム”で、家のエネルギーを見える化するだけでなく、家電や電気設備を最適に制御するための管理システムのこと。

まさに“住宅のエネルギーの人工知能”としてエネルギーマネジメントや快適・安心な生活をサポートしてくれるのです。

 

AiSEG3で暮らしを最適化

パナソニックが展開するHEMS商品「AiSEG」シリーズの最新型が『AiSEG3』という商品。

「AIで住宅のエネルギーを自動的に管理することで節電・節約ができ、その先にはCO2削減という社会課題にも貢献ができる。」

と、野村氏は紹介します。

機能としては、AI活用で再エネをすることで、なんと76%まで上げることができたのだそう。

これは暮らしの中で使う電気の76%を再生可能エネルギーでまかなえるということになります。

さらにはEV車を大容量バッテリーとして活用し、下げDRの場面では時には車から家にも電気の供給が可能となるそう。

もちろん走行に必要なバッテリーは残しつつ、余剰エネルギーだけを使用する、という設定も可能です。

さらには生活データ・シーンを登録することで、生活者が快適な暮らしを行えるようなAI機能も、この先どんどん発展させていくと掲げました。

生活者が使いやすい商品としてデザインも一新し、生活に美しく溶け込むデザインに。

この先の未来のビジョンについて野村氏は、

「エネルギーも暮らしも、最適化というところを追求していきたい。今後はエネルギーの自動化だけでなく、暮らしの快適さや安心して家の中で生活していける。そういったところまで進化していきたい。」

とコメント。

秋元氏は、

「今後は高い性能の住宅が増えていき、住みこなすことが求められていく中で、なかなか人間だけで(使いこなすことは)難しいのではないかと思う。このAiSEG3を使うことで、地球環境を考えながら快適な生活を送れるのではないか。」

と述べました。

筆者である私自身も、節電には取り組んでいる方だとは思うのですが、やれることには限度があると感じます。

そこでAIによって自動化した節電と快適な暮らし、そして地球環境を配慮することのできるこのAiSEG3はとても魅力的に感じました。

是非暮らしの一部として、環境問題への一歩としてAiSEG3の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

AiSEG3製品概要

発売日:2025年3月24日
品番・価格:
MKN7140(7型モニター付、ACアダプタ同梱)・101,420円
MKN7141(7型モニター付、壁付電源同梱)・112,200円
MKN706(ゲートウェイ型)・68,640円

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