皆様こんにちは!
あの日聞いたモスキート音をもう聴くことが出来ない、30代真っ盛りのヨウヘイです!
「美味なるものを食せば、人生はより豊かになる」をモットーにこの記事を読んで下さった皆様に、心から美味しいと思ったのものだけを一切忖度なし!独断と偏見のみでお届け!
感謝の第3回目は日本中、いや世界中から多くの人々が押し寄せる、日本一と称されるカレーの名店として有名な荻窪「トマト」をご紹介!
いざ日本一のカレーの名店 荻窪「トマト」へ!
日本一のカレーと言われている名店、荻窪「トマト」。
機会があれば人生で一度は行ってみたい。
常々そう思っていたものの、足を運ぶことが出来ずにいた。
そんな中、来訪のチャンスは突如訪れた。
「もしよかったら来てください。」
知り合いが荻窪で舞台に出るとのことで、フライヤーが手渡されたのだ。
声をかけてもらっているうちが花。縁というのはどこで消えてしまうかわからない。
もしこれが男性の頼みであればいとも簡単にえげつなく無下にできるが、今回はレディの頼み、しかも年下の頼みを断るなんて私には出来ない。
そして、何よりも荻窪には念願のトマトが・・・。
「行きます。」
己のエゴをひた隠し、キメ顔で私はそう言った。
ランチは2時間待ち、ディナーは1時間待ちは当り前!
日本一のカレーを食べる為の絶対的な条件。
それは予約不可のため、長時間並ばないと絶対に食べることが出来ないというハードルの高さ。
それでも全国各地、世界各国から「トマト」のカレーを求めてやって来る。
苦難すらスパイスに変えてしまう。この店のカレーにはそれだけの魔力があるのだろう。
一刻も早く食したい!
舞台の余韻に浸りながらも、急ぎ足で荻窪駅南口へ向かいました!
時刻は15時15分。南口へ到着。
アーケードを通り抜け、歩くこと約5分。
お店は休憩中でディナータイムは18時30分から。
只今の時刻は15時20分。
我ながら常軌を逸した早さである。
無事並び順1番目を確保し、待つこと約1時間30分。
この日は雨のせいもあってか、17時に2人目がやってきた。
17時10分。1人列に並ぶ(3人目)
17時15分。2人列に並ぶ(5人目)
この時「今日は並んでいる人が少ないね。」「でも昼間はめちゃくちゃ並んでたよ!」
なんて通行人の会話が聞こえてきた。ネットにも書いてありましたが、やはり昼よりも夜が狙い目か。
17時30分。3人列に並ぶ(8人目)
17時40分。1人列に並ぶ(9人目)
ここでお店の方が出てきて、
まさかのたった9人で「今日はもう売り切れです」とのお告げが。
夜に人が並ばないのは、少数しか食べれないからかも知れない・・・。
時刻は18時05分。
ありがたい事にオープン予定の約30分前に入店することが出来ました!
いざ、実食!究極の欧風カレー!
入店後オーダーを済ませ、まずは食前酒として頼んだビールがやってきた。
3時間耐久した後の身体に染み渡る。スパイスの素晴らしい香りが充満した中で呑むビールは格別です。
ビールを呑みながら、周りを見渡すとこんな文章が。読むだけで美味さが伝わってきます。
そして待つこと10分ほど、遂にオーダーした品がやってきました!
一番人気!ビーフタンカレー!
さぁさぁお待ちかね!今宵私がいただいたメニューがこちらのメニュー!
「1番人気のビーフタンカレー(3,400円)+トッピングの季節の野菜入り(700円)」
私の眼の前についに姿を現した究極のカレー。
雨の日に並ぶこと3時間。料金はCOCO壱番屋の約4倍の4,100円。
否が応でも味に対するハードルが上がりに上がっているため、もしかしたらハードルを超えて来ないかもしれない。
そう思っていましたが、完全なる杞憂。「こんなにも美味しいカレーは食べたことがない!」人生で一番美味しいと感じたカレーでした!
36種類ものスパイスを駆使し、フォンドヴォーなどを140時間かけて丹念に仕上げられたルーは口に入れると即ニヤけてしまう美味さ。クセのない、でも旨みしかない。「神の御業」としか言いようのない究極の完成度。
もちろんルーだけじゃなく、タンと野菜もめちゃくちゃ美味しかった。カレーのコク、肉の旨み、野菜の甘味、その全てが交わり合ったカレーはピラミッドのような黄金比率。病みつきになる美味さでした。
ふっくらと炊き上げたご飯の上にチーズとレーズン。これがめちゃくちゃルーと合う!
持ち上げてみるとびっくりするくらい大きいタンが顔を出す。こんなに大きい牛タンを見たことがない!
さらに、分厚いのにナイフを使わずともフォークやスプーンだけで切れる程ホロっと柔らかいんです!
トロトロのタン元(タンの付け根部分)。口の中に入れるとカレーに負けないしっかりとした肉の旨みが口に広がります。
タンの下にはたっぷりゴロゴロと季節の野菜が約10種類ほど眠っていました!
私の中でのベストオブ野菜はこちらのジャガイモ。甘味が多い品種を使っていてホクホクでクリーミーでした。
左はタマネギのアチャール(ピクルス)、右は福神漬け。濃厚なカレーにさっぱりとした付け合わせは◎。
タンカレーに合わせて、今回は赤ワインをチョイス。肉の旨みとカレーのコクと赤ワインの酸味が最高のマリアージュでした。
あとがき
私は初来店ということで、今回1番人気メニューを頂きましたが、「和牛ジャワカレー」や「子牛のミルクカレー」「ビーフストロガノフ」なども非常に人気。
またカレーの味わいを楽しむためにつけませんでしたが、トッピングにチーズをつけるお客さんが多く、見た目もとても美味しそうだったので必ず再訪しようと思います!皆様も是非一度足を運んでみてください!
店舗情報
店名:トマト
電話番号:03-3393-3262
住所:東京都杉並区荻窪5丁目20-7 吉田ビル 1F 荻窪駅から徒歩5分
営業時間:
[ランチタイム] 11時30分〜13時30分 (売り切れ次第終了)
[ディナータイム] 18時30分〜20時30分 (売り切れ次第終了)
定休日:水・木曜日 (不定休あり)
※営業時間、定休日が記載内容と異なる場合があります。ご来店の際には事前に店舗までご確認ください。