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【朝or夜の時間別】お風呂の効果と入り方のルール



あなたは毎日どのタイミングで入浴していますか?夜お風呂に入らないと一日の疲れが取れない、眠気を覚ますために朝シャワーを浴びるなど人によってさまざまですが、日本人の約7割は夜寝る前に入浴するというデータもあるほど「夜派」が多いのだとか。今回は、温泉ソムリエのライターが朝と夜、それぞれの時間帯別の入浴のメリットとポイントをご紹介します。


夜入浴のメリット

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一日の終わりのバスタイムを毎日の楽しみとしている人も多いのではないでしょうか。まずは夜お風呂に入ることで得られるメリットについてみていきましょう。

1.疲労回復

お湯につかることで血流がアップし、代謝も促進するため体内の疲労物質や老廃物の排出が活発になります。浮力作用によって筋肉の緊張が解け、コリなどの改善にも効果的。

2.睡眠の質が向上

入浴して一旦体温が上昇し、その後ゆるやかに体温が下がることで自然と眠気が訪れます。特にぬるめの入浴は副交感神経を優位にするため心身ともリラックス状態に。深く質の高い睡眠に導きます。

3.美肌効果

血流がアップするため肌の新陳代謝が活発になるとともに、毛穴が開きやすくなってシャワーだけでは落ちにくい余分な皮脂や汚れなどが自然と落ちやすい状態に。毎日入浴することで美肌効果が期待できます。

【夜入浴のポイント】

・温度設定は目的に合わせて

基本的に、夜の入浴には38~40℃のぬるめのお湯がおすすめ。副交感神経の働きを高めてリラックス効果をアップさせ、その後の眠りの質を高めます。
一方で、免疫力や代謝アップなどの効果があるHSP(ヒートショックプロテイン)浴の際は40~42℃の熱めのお湯に入浴しましょう。

・ながら入浴を楽しむ

ぬるめのお湯にゆったりと浸かりながら、自分だけのバスタイムを楽しみましょう。リラックスしながら一日の終わりを充実した気分で過ごすことがポイントです。
読書や音楽、マッサージ、瞑想などおすすめの過ごし方は次の記事をチェック。


『入浴中、何して過ごしてる?お風呂の中での過ごし方おすすめ5選』

朝入浴のメリット

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朝お湯を浴びることでスッキリと感じた経験があるかと思います。朝風呂は体を目覚めさせる効果がある反面、いくつか注意点も。しっかり確認しておきましょう。

1.活動モードにスイッチ

体が温まって交感神経が優位になることで、心身とも活動状態になります。血流が促進するため代謝が高まり、体も燃焼モードに。

2.清潔&リフレッシュ

寒い時期でも寝ている間は約コップ一杯程度の汗が出るともいわれ、頭皮や皮脂汚れ、ニオイも気になるところ。朝のお風呂で洗い流して清潔に保つことで、リフレッシュ効果が得られ一日を軽快にスタートすることができます。お気に入りの香りで気持ちも自然とアップ。

【朝入浴のポイント&注意点】

・ヒートショックに注意

特にこれからの時期、朝は気温が低く体温も下がっているため、急に熱いお湯を浴びることで心臓や血管などにダメージを引き起こすヒートショックに注意が必要。
入浴前に脱衣所や浴室を十分に温めて、温度差を少なくしましょう。

・少し熱めのシャワーを短時間

朝の入浴は急な血圧の上昇や心臓などに負担をかけやすいため、おすすめは少し熱めのシャワー(40~42℃程度)を短時間浴びること。湯船に浸かりたい時は38℃前後の温度で5分程度までに留めましょう。
長くお湯につかると副交感神経が活発になり、逆に眠気を感じてしまうことがあるため、朝の入浴ではさっと入ってさっと出ることがポイントになります。

・仕上げの冷水シャワー

お風呂から上がる前に30℃ほどの少し冷たい水を手足にかけて仕上げをすることで目覚めを促すだけでなく、肌の引き締めや免疫力代謝アップにも効果的。
これからの季節はバスタイム後の気温差で体が冷えやすいため、無理のない範囲で行ってみましょう。
睡眠の質を良くするためには夜ぬるめのお湯でゆったり入浴、朝は短時間の熱めのシャワーで一日を軽快にスタート。時間帯別に入浴の効果を賢く使い分けてライフスタイルに役立ててくださいね。

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