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“食欲の秋”を満喫!アーユルヴェーダの食欲コントロール法



涼しく過ごしやすい季節がやってきました。夏の連日の猛暑を経験した後だからこそ体感する、『涼しさ』や『過ごしやすさ』を格別に感じます。周りを見渡すと、すっかり実りの秋。さらにお店には、旬の食材やスイーツが並び、美味しそうな誘惑がたくさんあります。せっかくなら、秋の実りを味わい楽しみ、心から大自然に感謝を捧げたいものです。そこで今回は、食欲の秋を満喫するためのアーユルヴェーダの知恵をご紹介します。


アーユルヴェーダからみる食欲の秋

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みずみずしいフルーツやほっくり甘い野菜、モチモチとした新米など、食欲がそそられる食べ物を目にする機会が増えました。
ただし、アーユルヴェーダの視点から見ると、夏の疲れが残っている秋は消化力が最高潮には達していません。うっかり食べ過ぎると、胃もたれや体重増加にも繋がりかねないので注意が必要です。



でもなぜ、そのような状態で食欲が増すのでしょう?
人間の長い歴史の中で、食べ物が簡単に手に入るようになった現代とは違い、昔は、厳しい自然環境下で食べ物を得ることは大変なことでした。夏の暑さを生き抜いて厳しい冬に備える、実りの秋を祝い楽しむことは大自然のルールに沿った本能なのでしょう。
しかし、現代社会では1年中食べ物が手に入るため、食べ過ぎによる弊害が問題視されています。このような環境を生きる私たちにとって、体が本能的に持つ食欲は少し厄介なものです。
次に、アーユルヴェーダの視点で食べ過ぎをコントロールする方法をお伝えします。

食前にできる食欲コントロール法

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まず、食欲と自分の体について観察することをやってみましょう。
例えば、「今、お腹が空いている?」などです。
この時、お腹が空いていないと感じたら「食べたいと思ったきかっけは何?」というように、食欲の原因をクリアにしてみましょう。そして素直にその気持ちを受け入れます。
すると、受け入れたことで心に余裕ができて「今はお腹が空いていないから、美味しく食べるために後にしよう」という選択肢が出てくることもあります。
ここまでできたら涼しい気候にあわせて、運動をおすすめします。ただし、夏に消耗した体力はまだ完全には回復してはいないので、ハードな運動は避けましょう。
ゆったりとしたヨガでさらに自分の内側と対話をすることもいいですね。
落ちてしまった消化力も忘れずに整えましょう。食事30分前にしょうがのスライスに岩塩をかけて食べたり、カボスやレモンなどの柑橘類をお料理に活用したりすることもいいですね。見た目にも美しく、酸味は消化力を上げてくれるうえに食欲をそそるのでおすすめです。

食事中にできる食欲コントロール法

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食事で大切なことは、『満足すること』とアーユルヴェーダでは教えています。方法はさまざまありますが、筆者は、落ち着いて食事ができる環境を整えることをおすすめします。
例えばおうちであれば、テレビをつけず静かな環境にする、あるいはテーブルの周りを整頓してから食事にする。仕事中のランチなどおうち以外だったら、食事に集中できる環境でいただくこといったことです。
すると、料理を目で見て、香りを楽しみ、歯触りを感じ、噛む音を耳で聞き、舌で味わうことができるため、一口一口がとても美味しく感じます。結果として、深い満足が得られるため食べる量が減ってくるのです。ぜひ、美味しい物を五感で楽しみましょう。
また、塩気が多い食事の場合は火のエネルギーを持つピッタドーシャのバランスが崩れ、胸やけなどの原因になることがあります。食事の際には、ピッタのバランスを整える渋み苦みのあるお茶をとることもおすすめ。

食後にできる食欲コントロール法

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食後は消化力をさまたげないようしばらく休憩しましょう。食後すぐの運動は、消化不良を招きます。できたら30分から1時間ほどはゆっくりしたいところですが、せめて食後にお腹が落ち着くまではゆったり過ごしてください。
食前・食事中・食後にできるアーユルヴェーダの食欲コントロール法を取り入れて、秋の美味しさを楽しみましょう。

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