夏のレジャーシーズン到来で、海やプールなどアウトドアを楽しむ機会が増える季節。楽しさの反面で、強い太陽の日射しが気になってしまうという場面も多いですよね。実際に紫外線を浴び続けることはシミやしわなど肌トラブルや老化を引き起こす原因になりますが、大切なのは日焼けをしてしまった後になるべく早く正しくケアをすること。この記事では、日焼けのダメージから肌を守るアフターケアのポイントをご紹介していきます。
日焼け後のケアのポイントは72時間!
1.スキンケアのポイント
日焼け後の肌は「やけど」をした時と同じ状態。肌は炎症を起こしています。このため日焼けしてしまった部分を冷却することで肌を鎮静し、ダメージの回復を促すことが大切です。冷たいタオルや冷却パックを直接肌にあてる、冷蔵庫で冷やしたフェイスパックを使うなどの方法がおすすめ。日焼けした当日だけでなく、赤みが落ち着くまで冷却を続けるようにしましょう。
メントールの成分が火照った肌をひんやりクールダウンさせてくれるアロマスプレー。薬局などで売られているハッカ油を使って簡単に手作りできます。
-材料-
1) スプレー容器(100ml)
2) エタノール 10ml
3) ハッカ油 5~10滴程度(濃度はお好みで調整。敏感肌の人は少量にしましょう)
4) 精製水 90ml
作り方は、スプレー容器にエタノールとハッカ油を混ぜてよく振り、さらに精製水を入れて混ぜたら完成です。冷たいタオルやハンカチなどにシュッと一吹きして使用するだけでもOK。スーッとした香りが肌も気分も落ち着かせてくれます。
乾燥も引き起こしてしまう日焼け。脱水状態になっている肌には徹底した保湿が重要です。低刺激で保湿力の高い化粧水や、ジェルなどのスキンケアでしっかり水分を補いましょう。特に赤みが続く間は、肌状態が戻るまでしっかりと保湿を徹底することで回復を促すことに繋がります。
炎症や赤みが引いて肌の状態が完全に落ち着いても、紫外線ダメージは少しずつ肌に蓄積していくもの。いつものスキンケアを美白シリーズに変えたり、美白用美容液をプラスしたりするなど、この時期は積極的に未来の紫外線ダメージから肌を予防しましょう。
2.インナーケアのポイント
紫外線によって体内で発生するのが活性酸素。細胞を傷つけ、病気のリスクを高めるほか、メラニンを生成する原因の一つになるともいわれています。このため抗酸化作用の期待できる食品を積極的に摂取することが大切です。例えばキウイやイチゴ、トマトなどに多く含まれるビタミンCや、ナッツ類、大豆などに多いビタミンEなどです。
抗酸化作用の高い栄養素を効率よく摂取できるジュースレシピをご紹介します。
グレープフルーツとキャベツのビタミンC、きな粉のビタミンEが活性酸素を抑え込み、高い抗酸化力を発揮します。食物繊維も豊富に取れる、夏にぴったりの爽やかな風味のジュースです。
-材料-
1) グレープフルーツ 1/2個
2) キャベツ 1枚
3) きな粉 大さじ1
4) はちみつ お好みで
5) 水 50cc
材料をすべてミキサーに入れ、撹拌したら完成です。ビタミンCやリコピンが豊富なトマトと「飲む点滴」とも言われる甘酒を使ったジュース。トマトジュースを使うので機械いらずで手軽に作ることができ、免疫力アップや美肌効果の高さが魅力です。
-材料-
1) トマトジュース 100ml
2) 甘酒(米麹で作られたもの) 100ml
コップに材料を入れてよくかき混ぜたら完成です。