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梅雨のだるさは“むくみ”が原因?簡単むくみ対策法まとめ



梅雨真っ只中のこの時期。ジメジメとした不快な空気の中、体のだるさを感じている人も多いのではないでしょうか。疲れが抜けない、体が重いなどの不調は「むくみ」が原因となっているかもしれません。今回は、そんな梅雨の不快な症状を一掃し、心身ともに軽くなるセルフケア法をご紹介します。


むくみとその原因

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むくみとは体の余分な水分が皮膚の下にたまった状態。体の水分は血液やリンパ液として体内を駆け巡り、必要な酸素や栄養素を届けたり、老廃物を排出したりする役割を担っています。梅雨は「湿邪」によって血液など体内の循環が停滞して代謝が落ち、むくみやすい時期であり、冷えや便秘などを引き起こす原因となるため、都度対処していくことが大切です。

むくみの対処法

日常のむくみの対策として気をつけたいポイントや予防法をオフィス・おうちの場面に分けてそれぞれご紹介します。

【1】オフィスでのケア

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椅子に座っての作業や会議など長時間同じ姿勢でいる状態が続きやすいオフィスでは、自然と体がむくみやすくなるもの。休憩時間などを使って体内循環を改善し、少しでもむくみを解消したいものです。

1.水分の質・摂り方を意識

むくみたくないからと言って水分補給を控えてしまうと、体の脱水状態を招いてしまい非常に危険です。効果的な水分補給のポイントを抑えておきましょう。
・こまめに少量ずつ飲む

大量の水を一気に飲めば体も自然とむくみやすい状態になるため、できるだけ少量ずつこまめに味わうように飲みましょう。ミネラルなどの吸収率も高まります。
・ランチ後の数時間は水分補給を控えめに

食事中や食後にたくさん水分を摂取することで胃液が薄められると、胃の機能が低下して未消化になりやすく、むくみの原因に繋がります。ランチ後の水分補給は1~2時間経ってからにしましょう。

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・デトックス効果のあるドリンクを選ぶ

むくみ解消効果の高いドリンクをマイボトルに入れてオフィスに持参するのもおすすめです。ここで、おすすめドリンクをいくつかご紹介します。
①ルイボスティー

豊富なミネラルが余計な水分や老廃物を排出してリンパの流れを促進し、むくみや冷えを改善します。ノンカフェインなので飲む時間や量を気にしなくていいのも嬉しいポイント。
②とうもろこしのヒゲ茶

カリウム・食物繊維・鉄分・ビタミンKなどの栄養素が豊富。カリウムは利尿作用が高く、むくみや血流改善に効果があります。
③黒豆茶

カリウムによるむくみ予防のほか、ホルモンバランスの調整、ポリフェノールによるアンチエイジング効果など女性にとって嬉しい効果のあるお茶です。
④白湯+レモン

体を温めデトックス効果の高い白湯に、腸のぜん動運動を活発にし、疲労回復効果も期待できるレモンを加えることで体内環境を整えます。作り方は、白湯(200ml)に小さじ1~大さじ1のレモン果汁を加えれば完成。

2.むくみに効くツボ

血流促進や神経にダイレクトに働きかけるツボ押しは、場所を選ばず短時間で実践できるためおすすめです。息を吐きながらイタ気持ち良いくらいの強さで5~10回ほど刺激しましょう。

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・天窓(てんそう):顔のむくみに

頭部までの血やリンパの巡りを改善し、顔のむくみをとるツボ。耳の後ろにある乳鎖突起という骨からまっすぐ下に下ろした線上で、喉仏の高さにあります。

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・湧泉(ゆうせん):全身のむくみに

腎臓・膀胱の機能を高めるツボ。利尿作用によって老廃物をスムーズに押し流す、むくみの解消に特効のツボといわれます。場所は足の裏の中央よりやや上にあり、足の指を曲げた状態でへこむところに位置します。

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・豊隆(ほうりゅう):足のむくみに

足で最もむくみやすい、ふくらはぎにとても効果的なツボ。血流を促進し、余分な水分や老廃物の排出をスムーズにしてくれます。すねの骨の外側で、ひざと足首の中間で外側の筋肉が1番盛り上がっているところにあります。

【2】おうちでのケア

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一日の終わりには、その日に溜まったむくみをしっかりと押し流し、翌日に持ち越さないようにしたいもの。おうちでできるむくみ解消法をご紹介します。

1.ぬるめのお湯で半身浴

重たくだるさを感じる時は運動をするのもおっくうになりがちです。そんな時に最も手軽に汗をかく方法としておすすめなのが半身浴。38℃~40℃程度のぬるめのお湯に、みぞおち辺りまでじっくりとお湯に浸かります。大体20分程度、額から汗が流れ落ちてくるくらいが入浴の目安です。入浴前後にはコップ1杯のお水を、また入浴中もペットボトルなどを近くに置いてこまめに水分補給をしましょう。
発汗作用を促す手作り入浴剤レシピは「心身も停滞しがちな梅雨に実践したい!発汗入浴法&手づくり入浴剤レシピ」からご覧いただけます。

2.足のむくみに効く!ヨガポーズ

壁を使って行うヨガポーズをご紹介します。むくみ対策のほかリラックス効果も高いため、眠る前のひと時におすすめです。

①壁を使った長座

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下半身のむくみ対策に効果的。シンプルなポーズですが、翌日脚が軽くなったのを実感できるはずです。

-ポーズの取り方-


1) 仰向けの状態で壁におしり(坐骨)をできるだけつけ、両脚を壁に沿って天井の方に上げます。膝は軽くゆるめた状態で、このまま3~5分ほどキープ。脚先に溜まった血液や水分などの老廃物が下に流れていくのをイメージしましょう。

※上げている脚や膝に痛みがある場合は、お尻を壁から少し離すか、お尻の下にクッションやブランケットなどを入れて調整し、無理のないポジションで行いましょう。

②壁を使ったガス抜きのポーズ

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腸など内臓の機能に働きかけ、デトックス作用の高いポーズ。壁を使うことでより安定感が生まれます。

-ポーズの取り方-


1) 長座のポーズの状態から膝を曲げ、足裏を壁につけて両手で両膝を抱えこみます。お腹と肛門周りの力を緩めるように意識しながら呼吸を続け、3~5分ほどキープ。息を吐く度に体の緊張が緩んでいくのをイメージし、内臓の働きを活性化させましょう。

日常の中でのちょっとした工夫で、むくみは少しでも改善していくことができます。不快な梅雨の時期は特に意識して実践してみてくださいね。

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