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嫁いできた三菱トッポBJは家計の救世主⁉ 5台目増車も懐は大助かり?


■最初は預かっただけ。そのときに良さを実感! クルマを買う際、新車なら各種メディアで情報収集、ディーラーへ出向いて試乗をされると思う。 中古車ならば、お店で現車確認を行うことが多いと思う。 思い返せば、筆者の場合、エクストレイル以外は友人から譲り受けている。 縁談をいただいた際、特に現車を確認せずに購入を決め、引き取るタイミングで現車を確認している状態だった。 全く未確認だったわけではなく、前オーナーが乗っている間に何度か拝見や試乗をさせていただいたことがあったため、信用して購入をしていた。 今回入手した三菱 トッポBJ(以下トッポ)は、今までのパターンとは異なる形であった。 トッポの前々オーナーは学生時代から付き合いが続いている部活の後輩である。 仕事の都合で転勤となり、置き場所の関係で手放す話が舞い込んできた。 そこで手を挙げたのは、部活の先輩であった。 奥様がMTで運転免許を取得されたため、練習車として役割が回ってきた。 しかし、マイホームを建設中につき、置き場所がない。 そのタイミングで、筆者のパルサーが長期レストアに出ており、車庫が空いていたため預かることとなったのだ。 結果として、約半年間トッポを日常的に乗り、使用して過ごした。 実は、それまでNA(自然吸気)の軽自動車に乗ったことはほとんどなかった。 所有しているコペンはターボであり、勝手な想像でNAだと力不足を感じると思っていた。 預かったトッポは5速MTということもあり、乗ると小気味良くシフトチェンジを行えた。 エンジンを気持ち回し気味に乗ると軽快に走り、楽しかったのだ。 山坂道や高速道路も走らせたが、想像していたよりも問題なく流れに乗り、十分に走ることができた。 今までのイメージは打ち破られた。 本当にクルマは乗らなくてはわからない、いわば「食わず嫌い」というやつだった。 また、このトッポの使い勝手の部分では、ラゲッジのドアにガラスハッチが組み込まれている。 幼いころにガラスハッチを見てから、筆者としては大好きな装備だったので、これも大いに活用して楽しんだ。 預かり期間が終わり、引き渡し時に冗談半分で「手放す時には声をかけてくださいね」と告げていた。 オイル交換や気になる箇所の修理を行い、少し情が湧いていたので出た言葉であった(笑)。 しかし、別れを告げた半年後に「トッポを手放すけど、乗らない?」とまさかの連絡が入ったのだった。 ■伏線回収⁉ 急遽引き取ることに 昨今のコロナ禍で感染予防も含め、電車通勤からクルマ通勤に切り替えることにした。 ブルーバードで通勤をしていたのだが、通勤補助を差し引いても毎月1万円の赤字になっていることに気が付いたのだ。 そのタイミングでトッポの縁談がやってきた。 預かっているときに、燃費の良さも知っていた。 通勤にかかるガソリン代は補助内で足りる点、維持費は今までの赤字分で賄えると判断して増車することとした。 実際に乗り始めたら予想通り、燃費の良さから無事補助内で賄える結果となった。 引き取ることが決まったら善は急げと、受け渡し日調整の連絡が来たその日の夜、高速バスに乗り隣県へ引き取りに行ったのだった(笑)。 因みに今回手放された理由は、ご実家からATの軽自動車を譲り受けることとなり、家族が増えてMTよりもATの方が奥様も運転し易いということだった。 念のため記載させていただく(笑)。 今度は愛車となったトッポ。 付き合う大前提は「お金をかけ過ぎない」をテーマと決めた。 ■そのまま乗れるかと思いきや 今回、引き取ってすぐに車検が控えていた。 特に問題なく、車検は通過できる見込みだった。 引き取ってから乗り出し、少し気になる音がしていた。 マフラーからときどきカラカラ音がしていたのだ。 最初は発進時に半クラッチを当てたときに出る程度の音だった。 しかし、音が気になりだし、車検前の事前点検も兼ねて下回りを確認した。 そしたら、タイコ部分との溶接個所に亀裂が入っているのを発見した。 発見した際、ちょっと触れたところ亀裂が進行してしまい、ほぼ折れた状態となってしまった。 溶接でもしない限り、完璧な補修は無理と判断した。 「お金をかけ過ぎない」がテーマのため、中古部品で対処しようと考えた。 しかし、損傷状況から構造上同じ壊れ方をする可能性が想定できた。 また脳裏で「長い付き合いになりそう」と思ってしまった。 ここは新品部品を使用することとした。 純正もまだ手に入るが“節約”のため、純正相当の社外品を選択した。 ■部品の安さに感謝 今回車検整備として、下回りを中心に確認を行った。 ロアアームのブーツに亀裂が入っていたため、ブーツ交換も行った。 こちらは純正部品をオーダーした。 単品での部品設定もあり、入手が安易だったためである。 注文する際、各ドアの開閉を感知するスイッチも併せて発注した。 スイッチをカバーするブーツも破けていたためである。 ブーツ単品の設定はなく、スイッチASSYとなることが分かった。 そのため、部品価格が高価かと思ったが1つ数百円と安価だったので、思わず全ドア分オーダーをしてしまった(笑)。 今回部品番号を調べたところ、後継車であるekワゴンと共通部品が多いことが分かった。 さらにekワゴンのOEM車であるオッティとも共通であることも分かった。 そのため、いつもお世話になっている日産ディーラーで部品をお願いすることができた。 因みにだが、日産で部品を注文したところ三菱の部品番号の上に日産の部品番号が記されたシールがキレイに貼られていた(笑)。 車検とは関係はないが、気になる箇所を補修するために部品価格を調べると、比較的安価なことが分かった。 この価格ならば・・・と、ついつい部品交換をして改善をしてしまいたくなってしまう。 そんな姿を見て、友人からは「沼にハマっているじゃん」といわれてしまう始末である(笑)。 ■まとめ:果たしてトータルで得したのか? 今回「通勤費の節約」という重要命題を背負ってやってきたトッポ。 その命題は無事クリアした。 日々乗っていると、良さが光る場面が多いことに気づく。 小回りが利くことによる、運転のしやすさと機動性の良さ。 家族に貸し出すこともあるが、同意見である。 トッポだけでほとんどをこなすことができ、世の中軽自動車が売れている理由がよく分かった。 ただ、勝手の良さからついつい乗ってしまうという弊害が起きている。 総括すると、今回いろいろと整備をする費用は掛かっているが、通勤以外にも大活躍しており得していると思っている。 もうそろそろタイミングベルト交換の必要性も出てくる。 それでも・・・たぶん・・・得しているはずだ。 イヤ、乗って楽しんでいるのでそれだけでも得である! そう思っておこうと思った(笑)。 [ライター・撮影/お杉] ...続きを読む
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