医薬品開発の促進とドラッグ・ロスの解消への取り組みが、JMDCの医療ビッグデータの力によって推進されます。
概要：取り組みの背景と役割
この取り組みは、厚生労働科学特別研究事業の「ドラッグ・ロスの実態調査と解決手段の構築」の一貫として始まりました。厚労特別研究班は、ドラッグ・ロス医薬品の解消促進を目的に未承認薬の解消促進を目指し、JMDCは市場規模の見込みについて調査アプローチの設計、患者数の試算を担当します。また、JMDCの社会保険由来データベース、自治体由来データベースを複合的に用いて、真の実態に近づけるよう試みます。JMDCの取り組みと目指す展望
JMDCの協力は2025年3月末日までを予定し、調査結果を研究班へ提出します。さらに、その後も日本国内のドラッグ・ロス解消に向けた啓蒙活動を計画しています。そして、調査対象とされた医薬品について、開発を企図する製薬企業やバイオベンチャーに対して、JMDCがコンサルティングサービスを提供し、日本市場に関する深耕調査や参入計画のサポートを行います。株式会社JMDCとは
JMDCは、医療ビッグデータ業界のパイオニアとして2002年に設立されました。現在では、12億5,500万件以上のレセプトデータと6,200万件以上の健診データの分析を通じて、様々な情報サービスを展開しています。社会課題への取り組みとして、社会保険由来データベース、自治体由来データベースを複合的に用い、持続可能なヘルスケアシステムの実現に努めています。まとめ：重要な貢献と期待の高まり
厚労特別研究班とJMDCの協力による取り組みは、日本の医療分野において重要な貢献を果たしており、今後の展開が期待されます。これからもJMDCは医療ビッグデータの活用を通じて、より良い社会の実現に向けて活動を続けるでしょう。関連リンク：https://www.jmdc.co.jp/
