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木の可能性を再発見「WOOD DESIGN EXPERIENCE」【後編】


一般社団法人日本ウッドデザイン協会によって開催されたイベント「WOOD DESIGN EXPERIENCE」。
木を使ったさまざまなアイテムの展示に加えて、体験型プログラムでも木の魅力や可能性について発信しました。

特設会場での体験型プログラム

「WOOD DESIGN EXPERIENCE」では、国産木材を使って作られた特設会場で、さまざまな体験型プログラムが展開されました。
セミナーやライブ、木工体験などを通して、木の魅力と可能性に触れられます。

設計・建築分野のセミナー

筆者は建築・建築分野のセミナーに参加しました。設計や建築の専門家で、さまざまな手法で木材の活用に挑戦している3人が登壇しました。

大庭 拓也さん

大庭拓也さんは、今回のイベント会場の空間デザインを担当しました。
木材と専用クランプを使って、自由に空間を組み立て演出できる「つな木」を紹介。「使い手が自分で使いやすいように手を加えられるのが木材の魅力」と話していました。

内海 彩さん(左)

建築設計で、数々の賞を受賞している内海彩さんも登壇。
都内の集合住宅をはじめ、スタイリッシュで機能的な木造建築の例を紹介しました。
「木をたくさん使うことを大切にしながら、良い環境を次の世代へ繋いでいけたら」と未来への展望も語っていました。

大西 功起さん

そして、イベント開催地である愛知県で家具製作をしている、株式会社アーティストリーから大西功起さんが登壇しました。
大西さんは、3D木工という新たな技術を生かし、これまでにないデザイン性に富んだ家具や建物を提案。「孫の代まで使える家具を作れる」と、木の魅力を伝えていました。

設計・建築の分野でも、木材への関心は高まっている様子。木造建築や木製の家具が街に増えることは、木の利用と森林整備につながるだけでなく、私たちの暮らしもさらに心地よいものになりそうです。

国産材楽器のライブも

画像提供:日本ウッドデザイン協会

さらに、石川県・能登のヒバという木材で作られた楽器を使ったライブも開催されました。
「★Ralaのポッケ★」によるパフォーマンスで、木製楽器の響きを体感できるイベントです。

画像提供:日本ウッドデザイン協会

会場には大勢の人が訪れ、演奏を楽しんでいました。

一般社団法人日本ウッドデザイン協会の専務理事、末広耕也さんは「生活の中に木を取り入れてもらいたい。イベントが木の良さを再発見してもらう機会になれば」と期待を示します。

木材の利活用は、少花粉スギを増やし、きちんと管理された森林を次の世代へつなげることにもつながるそう。将来の心地よい暮らしのためにも、「木」という選択肢を取り入れてみてはいかがでしょうか。

イベントを開催した日本ウッドデザイン協会の活動や今後のイベント予定などは、ホームページから確認できます。「WOOD DESIGN EXPERIENCE」で展示されたアイテムのリンクもあるので、ぜひご覧ください。

■一般社団法人日本ウッドデザイン協会
https://www.jwda.or.jp/links/

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