「庭を自分好みにしたいけど、知識がないからどこから手をつければいいか分からない」
そう思っていませんか。
DIYに挑戦したい気持ちはあるけれど、なかなか踏み出せない方もいるかもしれません。
ロックガーデンに興味はあるけれど、難しそうに見えて、自分には無理だと諦めている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ロックガーデンの魅力や、DIYでロックガーデンをつくる方法、注意点などを解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
□土留めの機能を持つロックガーデンとは?
ロックガーデンとは、自然石を組み合わせて土留めをし、その隙間に植物を植えた庭のことです。
傾斜地や斜面などに適したデザインで、野趣あふれる景観を生み出します。
1: 自然と調和する美しさ
ロックガーデンは、自然石を用いることで、周囲の環境と調和した、自然な美しさを演出することができます。
ごつごつとした岩肌や、大小様々な石の組み合わせは、まるで山岳地帯の風景を思わせるような、雄大な雰囲気を醸し出すでしょう。
2: 多様な植物との組み合わせ
ロックガーデンは、乾燥に強い植物や山野草、多肉植物など、様々な植物との組み合わせを楽しむことができます。
石と石の間に、小さな花を咲かせたり、緑の葉を茂らせたりすることで、多様な表情を生み出すことができます。
3: 土留めの機能
ロックガーデンは、自然石を組み合わせて土留めをすることで、斜面や傾斜地の崩壊を防ぐことができます。
庭の景観を保ちながら、同時に安全性を確保することもできる、実用的な側面も持ち合わせています。
□DIYでロックガーデンをつくる方法
ロックガーデンは、自分で作ることも可能です。
この記事では、場所選び、石選び、石組み、植物の選び方など、手順を解説します。
1: 場所選び
ロックガーデンは、日当たりがよく、水はけの良い場所が適しています。
庭のスペースの中で、傾斜地や斜面がある場所があれば、そこにロックガーデンを作るのがおすすめです。
平らな場所しかない場合は、土を盛ってなだらかな高低差を設けることもできます。
2: 石選び
ロックガーデンに使用する石は、自然石や人工石など、様々な種類があります。
自然石は、風合いが美しく、個性的なものが多いですが、入手が難しい場合もあります。
人工石は、自然石に比べて安価で入手しやすいですが、自然な風合いを出すのが難しい場合があります。
3: 石組み
石組みは、ロックガーデンの土台となる部分なので、しっかりと行うことが重要です。
石と石の間には、隙間を作るように配置します。
隙間には、植物を植えるスペースを確保したり、水はけを良くしたりする役割があります。
4: 植物の選び方
ロックガーデンに植える植物は、乾燥に強いものがおすすめです。
山野草や多肉植物など、水やりをあまり必要としない植物を選びましょう。
また、石の隙間や、地面に這うように生える植物なども、ロックガーデンに適しています。
□素敵なロックガーデンをつくるためのポイント
石の大きさや配置、植物の選び方など、より魅力的なロックガーデンをつくるためのポイントをご紹介します。
1: 石の大きさのバランス
石の大きさは、ロックガーデンの規模や雰囲気によって調整しましょう。
大きな石を配置すると、雄大な雰囲気になります。
小さな石を配置すると、繊細な雰囲気になります。
様々な大きさの石を組み合わせて、変化に富んだ景観を作り出すこともできます。
2: 石の配置
石の配置は、ロックガーデンのデザインを大きく左右します。
自然な雰囲気を出すためには、石をランダムに配置するとよいでしょう。
また、石の間に植物を植えるスペースを確保するように配置することも重要です。
3: 植物の配置
植物は、石の隙間や、地面に這うように生えるものなど、ロックガーデンに適したものを選びましょう。
また、植物の高さや色合いを考慮して、バランスよく配置するとよいでしょう。
□ロックガーデンをつくる際の注意点
DIYでロックガーデンをつくる際に注意すべき点について解説します。
石組みの強度や、植物の生育環境など、事前に確認しておきたいポイントを押さえましょう。
1: 石組みの強度
石組みは、しっかりと強度を確保しないと、崩れてしまう可能性があります。
特に、大きな石を使用する場合は、しっかりと固定するようにしましょう。
また、石組みの際に、土台となる部分もしっかりと固めることが重要です。
2: 植物の生育環境
ロックガーデンは、乾燥しやすい環境なので、植物の生育環境に注意が必要です。
乾燥に強い植物を選んだり、水やりをこまめに行ったりする必要があります。
また、石の隙間には、土壌が溜まりやすく、雑草が生えやすいので、定期的に除草を行う必要があります。
3: 安全性
ロックガーデンは、石を組み合わせて作るため、安全面にも注意が必要です。
石が転がり落ちたり、子供が石につまずいたりしないように、安全な場所を選んで施工を行いましょう。
また、石の角が尖っている場合は、怪我をしないように、丸みをつけるなど、安全対策を施す必要があります。
□ロックガーデンのさらなるアドバイス
以下で、ロックガーデンを作る際のさらなるアドバイスをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
1: ロックガーデンのデザインを考える
まずは、どんな雰囲気のロックガーデンを作りたいかをイメージすることから始めましょう。
自然の山岳風景を再現したい場合は、大きな石を中心に配置し、石の間には緑豊かな植物を配置すると良いでしょう。
一方で、モダンな庭を目指すなら、シンプルな形の石を使い、石と植物の配置に対称性やリズムを持たせることがポイントです。
デザインの段階で、自分の庭の全体的なスタイルや色合いと調和するように考えると、完成後の統一感が生まれます。
2: 石の選び方と配置の工夫
ロックガーデンに使用する石選びは、庭全体の印象を左右します。
自然石は、個々に異なる形状や色合いを持っており、庭に豊かな表情を与えてくれます。
石を選ぶ際は、石同士の色調があまりに異ならないようにし、全体のバランスを意識しましょう。
また、石を配置する際は、大きな石をアクセントとして使い、周囲に小さな石を配することで安定感を生み出します。
石と石の間には隙間を作り、植物が根を張るスペースを確保するとともに、空間に自然なリズムが生まれます。
3: 季節に応じた植物の選定
ロックガーデンに適した植物は、季節ごとに変化する景観を楽しめるように選ぶと、四季折々の美しさを堪能できます。
例えば、春には鮮やかな花を咲かせる山野草を、夏には耐乾性の高い多肉植物を選ぶと良いでしょう。
さらに、秋には紅葉する植物、冬には常緑の低木を植えることで、年間を通じて変化のある庭を演出できます。
また、植物の配置には高さや色のコントラストを考慮し、視覚的な奥行きを持たせることで、庭全体が引き締まった印象になります。
□まとめ
この記事では、ロックガーデンの魅力や、DIYでロックガーデンをつくる方法、注意点などを解説しました。
ロックガーデンは、自然石と植物を組み合わせることで、個性的な庭を演出することができます。
DIYで作ることで、自分だけのオリジナルのロックガーデンを作ることができます。
この記事を参考に、ぜひ自分でもロックガーデンに挑戦してみてください。
投稿 ロックガーデンで庭を美しく!土留めも兼ねたおしゃれな庭づくりの方法 は 庭のリフォーム・DIYで使う粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センターBLOG に最初に表示されました。