【花が知りたい!】に立ち寄っていただき、ありがとうございます。こちらの記事では、「街に咲く季節の花の名前を知っていたらいいのにな~」とふと思ったNN編集部の1人が、写真とともに花の名前や特徴などなどを紹介していきます!今月の花は「サルスベリ(百日紅)」です。
こちらがサルスベリです。ミソハギ科サルスベリ属、別名がヒャクジツコウ(百日紅)。中国原産で、庭木や街路樹として様々なところに植えられています。この夏にも見かけられている方は多いのではないでしょうか。
「百日紅」という別名の通り、初夏に開花した花は真夏を通り越して秋の半ばまで、なんと約3か月間咲き続けるのだそう!
幹に注目すると、樹皮がはがれてすべすべしています。サルスベリ、猿すべり、猿が滑りそうか?ぜひ見つけた時にはさわって確かめてみてください。
ちなみに、この写真にたくさん写っている葉っぱは、サルスベリの葉ではなく別の植物が巻き付いています。
白色も見つけました。街で見かけるのは淡紅色が多いですが、白色もきれいです。紅白並んだ姿も見てみたいな~と妄想しましたが、咲くまではどの色になるのかはわからないのでしょうか。
他にも、2か所で見つけて写真を撮りました。比べてみると色の濃さや花の量によるふんわり感が違っていることが分かります。
実は少し歩くだけでも、サルスベリは思ったよりもたくさんの場所に植えられているのだと気付きました。真夏の暑い中で、長い間元気に咲いている姿にグッときます。
今はスマホを使って、気になった花を写真で検索することはいくらでもできるのですが、そうやって調べた花の名前をなぜか私はすぐに忘れてしまいます。小さいころおばあちゃんが教えてくれたように、自分も覚えている花の名前を人に伝えてみたいなと思い、この連載を始めました。これからも不定期ですが、季節の花を引き続き紹介していきたいと思います!
参考にした文献
林 将之(監修).ネイチャー・プロ編集室(編著).葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑.初版.ナツメ社.2014.319p
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