アンチエイジング効果も期待できる逆転のポーズとは?
ヨガの逆転のポーズとは、シンプルに言うと身体の上下を逆さまに逆転させるポーズのことを言います。
普段は身体の上部にある頭を下げて、下半身を上に持ってくるポーズです。
誰でも知っている代表的な逆転のポーズは逆立ちですが、逆立ちは簡単にはできない方も多いもの。
ですが、逆立ち以外にも初心者簡単なものから難しいものまで、逆転のポーズは種類が豊富なのです。
ヨガの逆転のポーズにはなぜアンチエイジング効果が?
女性に嬉しいアンチエイジング効果♪
身体ひとつでできるヨガでアンチエイジングできたらお得ですよね。
ヨガの逆転のポーズに、アンチエイジング効果があると言われている理由をご紹介します。
内臓が正しい位置に
逆転のポーズは身体の位置を逆さまにするポーズです。
それにより、内臓の位置も逆さまになります。
普段は常に身体にかかっている重力によって、内臓の位置は知らず知らず下がってしまうと言われています。
逆さまになることで下がってしまった内臓の位置が元に戻り、機能も活性化しアンチエイジング効果につながると言われています。
顔まわりと頭の血行促進
逆転のポーズでは、普段は上にある顔も下がります。
それにより、顔まわりの血行が良くなり、肌の代謝を上げターンオーバーを促進する効果が期待できると言われています。
顔の筋肉も逆さまになることで、一時的にリフトアップも促されます。
このような理由からアンチエイジングにつながるとされているのです。
また、同じ理由で頭の血行も促進され頭がスッキリとリフレッシュし、集中力アップにもつながると言われています。
アンチエイジング効果が期待できるヨガの逆転のポーズにチャレンジ!
それではヨガの逆転のポーズにチャレンジしてみましょう。
今回ご紹介するのは、初心者〜中級者向けの3つの逆転のポーズです。
丁寧に順を追って行うようにしましょう。
逆転のポーズ①ウサギのポーズ
ウサギのポーズはヨガの逆転のポーズの中でも、初心者向けのポーズです。
まずはこのポーズで頭を逆さまにする感覚に慣れてみましょう。
ウサギのポーズは、頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)というツボを刺激してくれます。
百会のツボは自律神経を整えると言われており、寝る前に行うと安眠効果も期待できます。
首に痛みや怪我、古傷などがある方は、このポーズは控えましょう。
【やり方】
①正座になって身体を前に倒し、チャイルドポーズになります。
②手を顔の横に着きます。
③息を吸い、ゆっくりと吐きながら頭を前に転がして、頭のてっぺんを床につけます。首の後ろを伸ばします。
そのままゆっくり2〜4回呼吸します。
【ポイント】
手で身体を支え、首まわりの力は出来るだけ抜きましょう。
力むと怪我につながりやすいので気をつけましょう。
逆転のポーズ②鋤のポーズ
鋤(すき)のポーズも初心者向けの逆転のポーズの1つ。
下半身をごろんと頭の後ろに持ってくるので、胴体が逆さまになります。
それによって、重力によって下がりがちな内臓の位置を正しくすると言われています。
下半身に滞りがちな血液も流してくれるので、血行促進効果もあります。
このポーズも首に痛みなどがある方は控えましょう。
【やり方】
①仰向けになって、両足を天井に向けて垂直に上げます。
②手で腰を押さえながら両足を頭の後ろに持っていきます。
足先をできるだけ頭から遠くの床に置き、ひざもできるだけ伸ばします。
③腕はできたら身体に沿って伸ばして指を組み、床を押します。
そのまま2〜4回呼吸します。
終わったら手を腰に戻して、手と腹筋を使って背骨を一個ずつ床につけるように、ロールダウンして元の状態に戻りましょう。
【ポイント】
肩の上に腰が来るのが理想的です。
逆転のポーズ③ショルダースタンド
ショルダースタンドは、中級者向けのヨガの逆転のポーズです。
鋤のポーズができてから、ショルダースタンドを行いましょう。
足を上に持っていくことで、下半身のむくみの改善や、血行促進の効果が期待できます。
このポーズも首に負担がかかるため、首に痛みや違和感がある方は控えましょう。
【やり方】
①鋤のポーズになって、手は腰を支えておきます。
そのままゆっくり足を天井の方に上げていきます。
そのままゆっくり2〜4回呼吸します。
終わったら鋤のポーズに戻り、ゆっくりとロールダウンします。
【ポイント】
肩、腰、足が一直線になるのが理想的です。
初心者〜中級者向けの3つの逆転のポーズをご紹介しました。
頭を下げる逆転のポーズは、慣れるとスッキリ感がたまらなく、くせになるのでぜひ試してみてくださいね!
※この記事は、編集部及びライターの経験や知識に基づいた情報となります。
個人によりその効果は異なりますので、ご自身の責任においてご利用・ご判断をお願い致します。