保湿が超大切な理由 <保湿をしないとどうなるの?>
しわ、たるみ、毛穴の開き、シミ…人の悩みはそれぞれですが、美肌に潤いは欠かせません。
保湿ってみなさんが思っているよりとても大切なんです。筆者は仕事柄毎日多くの方のお肌を見ますが、保湿ができていない方に美肌は作れません。
逆を言うと、保湿ができていれば一気に美肌に近づけます♡
まずは悩みがちなお肌の症状について、説明いたします。
・しわ:特に目元はしわが入りやすいです。刻まれたしわは改善できたとしても完全には消えません。予防が一番!
・たるみ:乾燥でお肌にハリがなくなると重力に従ってたるみが出ます。特にフェイスラインがたるむと一気に老けた印象になります。
・毛穴の開き:一度毛穴が開くと、引き締めるまでにとても時間がかかります。
・シミ:乾燥でお肌が弱っているとダメージを負いやすいお肌になります。一度肌荒れで炎症が起こると茶色っぽいシミ(色素沈着)が残って、なかなか薄くなりません。
一度できてしまうと厄介なものばかりです。
この記事を読んでくだっさている方は、日ごろからお肌を乾燥させないように日々保湿を頑張っている方だと思います。
でも、毎日使っている化粧水はきちんと選んでいますでしょうか?
せっかく頑張るなら成分を確認して、効果的な保湿を目指しましょう♡
【保湿目的】美容皮膚科医が選ぶ!化粧水のオススメ成分
化粧水の商品の裏に“全成分表”という、どんな成分がこの化粧水の中に入っているのかを記載してある箇所があります。
記載してある成分は配合の多い順番に記載しています。
一度現在使用している化粧水を確認してみてくださいね。
「カタカナばっかりでよくわかりません!」という方向けに、保湿にとても大切でお肌に優しい成分をピックアップしました。これから挙げる成分は知っておいて損はないですよ。
BG(1,3-ブチレングリコール)<敏感肌〇 ニキビ肌〇 さっぱり系>
さっぱりした使用感で、保湿性の高い成分です。低刺激なので、敏感肌の方にも安心して使っていただけます。
グリセリン<敏感肌〇 ニキビ肌△ しっとり系>
BGより保湿性が高く、しっとりした使用感です。多くの方は大丈夫ですが、ニキビ肌の方は悪化するかもしれません。
DPG(ジプロピレングリコール)<敏感肌〇 ニキビ肌△ 中間の使用感>
さっぱりとしっとりを兼ね備えたとても使用感の良い成分です。ただ、お肌に少し刺激がある場合があるので敏感肌の方やアトピー肌の方は気を付けて使用しましょう。
ヒアルロン酸
たった1gで6Lの水分保持力があります。保湿をしっかり行いながら、お肌のハリも保つことができます。
なお、ビタミンCもオススメですが、少し刺激があるのでお肌に合わない方がいらっしゃいます。ご自身で少量を実際使ってみて自分のお肌に合うかを確認しつつ、自身の好みも併せて選んでみてくださいね。
保湿のやり方 <あなたのやり方間違ってるかも!?>
自分に合った化粧水を知った後は、実際に使ってみましょう。
どのようにすると効果的に保湿できるかをご紹介しますね!
ケチらずたっぷりな量を3回しみこませる
先ほど紹介した、優しい成分からできた化粧水はいくらお肌に入れても問題ありません。
1回だけでは十分に保湿できませんので、連続して3回入れましょう。
「3回もしたらすぐ化粧水がなくなっちゃう。そんなにお金ないから無理!」と思う方、大丈夫ですよ。化粧水は成分が良ければドラッグストアで買えるようなプチプラなもので十分です。たっぷり使ってお肌を潤わせましょう。
しみこませ方
叩きこんでる方、今日からやめましょう!
お肌は少しの刺激でもダメージを負ってしまいます。
では、どうすればいいか。
化粧水をしみこませる時には、顔全体を手で優しく包み込むようにして1分ほど待ちます。そして、同じように2回目、3回目を続けましょう。そうすることでしっかりとお肌に水分がいきわたりますよ♡
*パックをする場合
基本的には1回5分以内にしましょう。5分以上使用しているとパック自体にお肌の水分を奪われてしまい、乾燥してしまうことも。
使用するパックのパッケージで時間を確認しながら、長時間つけっぱなしにならないように注意してくださいね。
乾燥の強い方だと3分で十分かもしれません。ご自身で試してみてくださいね。
自分に最適なやり方を見つけてキレイになりましょう。
その後に乳液で油分を加えて、水分が蒸発しないように膜を張ってあげましょう。毎日続けることも大切です!
少し面倒な作業かもしれません。でも、この少しの頑張りで美肌を目指せますよ。継続が命です。
いかがでしたか?
これであなたも乾燥知らずのすっぴんうるつや肌が目指せます♡
お肌がきれいなだけで、朝メイク前に鏡で自分の顔を見た時にぽっと幸せな気分になりませんか?
それが毎日続くように頑張りましょう♪
この記事は編集部及びライターの医師の資格知識や経験に基づいた情報となります。個人によりその効果は異なりますので、ご自身の責任においてご利用・ご判断をお願い致します。