“ベビーカー熱中症”の原因はベビーカーと地面の距離にあり!?
ベビーカーの日除けでしっかり日差しはカバーしていても、それだけでは安心できません。なぜなら“ベビーカー熱中症”は地面の熱や照り返しの影響で起きやすくなるからです。
環境省熱中症予防サイトによると、大人の背の高さ(150cm)で32℃とすると、地面に近い子どもの高さ(50cm)では35℃以上になると言われています。
実際にこの条件で5/27(月)に恵比寿周辺にて気温を測定したところ、大人の高さ(150cm)で39.2℃、子どもの高さ(50cm)43.4℃という結果になりました。気温の違いは4.2℃です。
ただでさえ暑い時季なのに、ここまで暑いと子どもも大変。子どもの体調は、ママやパパが気にしてあげる必要があります。
“ベビーカー熱中症”の対策と子どもの水分補給のサイン
サニーガーデンこどもクリニック院長で3人のお子さんを持つ母親である、小児科専門医の首里 京子(しゅり きょうこ)先生が仰っていた“ベビーカー熱中症”の対策は主に以下の通りです。
身体を冷やす
暑いと感じたら、涼しい場所に入って体を冷やしましょう。
涼むだけでお店に入るのは悪いと感じるかもしれませんが、今はベビーカーへ配慮する動きも出てきています。
後述の“ベビーカー熱中症予防レスキューMAP”も活用してみてくださいね。
こまめな水分補給
最低1人、500ml以上の水分を持ち歩き、こまめな水分補給をこころがけましょう。
小さな子どもは自分の体調をうまく伝えられないので、感じ取ってあげることが大事です。
水分不足のサインは顔が赤い、呼びかけに対する反応が悪いなどがあります。
“いつもと違う”ということが気づくきっかけになるので、外出中は特に様子をよく見てあげるようにしましょう。
また、子どもが自ら水分補給を習慣化できるトレーニング“ゴクトレ”やベビーカー選びでも“ベビーカー熱中症”の対策ができます。
是非チェックしてくださいね。
育児世代の不安を軽減!“ベビーカー熱中症予防レスキューMAP”
ベビーカーを使った移動は何かと周りに気づかうあまり、飲食店の利用を遠慮することがありますよね。
そこで、アサヒ十六茶『子育てサポート事業』の活動趣旨に賛同した百貨店や商業施設などの協力のもと、体をクールダウンするスポットを提供しています。
新宿、渋谷、銀座、横浜エリアで合計40箇所の提供がありますので、関東の方は上手に活用してみてくださいね。
ベビーカーの積極的な受け入れ期間は9/8(日)まで予定されています。
また、協力先であるマロニエゲート銀座ほか、ルパン・コティディアン渋谷ヒカリエShinQs店のカフェでは『こども十六茶』や『十六茶』を無料で提供しています。
何よりも子どもとママやパパの体調が大事なので、カフェで休憩するなども検討して外出を楽しみましょう♪
それぞれのエリアのスポットは地図からチェックしてくださいね。
新宿エリア
渋谷エリア
銀座エリア
横浜エリア
ベビーカー熱中症プロジェクトは、WEBでも確認することができますよ!
“ベビーカー熱中症”はしっかり対策することで予防できます。
まだまだ蒸し暑い日が続きますが、親子ともに健康でいられるように無理せず涼み、こまめな水分補給を心がけていきましょう!