コメダ珈琲店が発売した「鶏タツタバーガー」が話題となっています。
【コメダ「鶏タツタバーガー」】カロリーはマクドナルド「チキンタツタ」の2倍超
コメダ「鶏タツタバーガー」
コメダの「鶏タツタバーガー」は大判の鶏むね肉を使った竜田揚げをはさんだチキンバーガー。発売日はマクドナルドの「チキンタツタ」発売と同日、2024年4月17日。
筆者はマクドナルドの「チキンタツタ」を食べた翌日にコメダで「鶏タツタバーガー」を注文しました。コメダのバーガーのボリューム感は承知していましたが、やはり実際に運ばれてきた「鶏タツタバーガー」を見ると、イメージを超えて大きいです。
バンズ(パン)の直径はコメダ珈琲店の卓上に置かれているペーパータオル(折りたたまれた状態)の縦幅と同じくらい。後で測ったところペーパータオルの縦幅は13.5cmでした。
はさまれている竜田揚げは定食メニューのおかずとして出てくるような大判サイズ。キャベツやピーマン、スライスオニオンが一緒にはさまれています。
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マクドナルド「チキンタツタ」とコメダ「鶏タツタバーガー」比較
マクドナルドの「チキンタツタ」のカロリーは380kcal。コメダの「鶏タツタバーガー」は794kcalで、2倍以上です。
値段はマクドナルドの「チキンタツタ」が税込440円(都心店などでは値段が異なります)。コメダの「鶏タツタバーガー」は税込720円~790円(店舗により値段が異なります)。マクドナルドと比べるとコメダの値段設定は高めですが、「チキンタツタ」2個分以上のボリュームを考えると、むしろお得感があります。
ほんのり甘いバンズではさみ、生姜醤油ソースで食べるところも、「チキンタツタ」と「鶏タツタバーガー」は似ていますが、ザクザクとした竜田揚げやさっぱりとした野菜の存在感はコメダの「鶏タツタバーガー」の方が強く感じます。
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「コメダのマクドナルド化」「マクドナルドのコメダ化」
過去を振り返ればマクドナルドの「グラコロ」や「てりたまバーガー」に対し、コメダは「グラクロ」「弥生バーガー」を発売しています。今回のコメダ新商品「鶏タツタバーガー」もマクドナルドの「チキンタツタ」を意識したメニューであることは疑いようもなく、マクドナルドとコメダの“タツタバーガー戦争”として取り上げるメディアも出ています。
両チェーンの競争にも注目が集まる中、4月24日(水)にはマクドナルドのキャンペーン“喫茶マック”が始まります。
発売されるメニューは「レトロな喫茶店の定番の味わい」を楽しめる「コーヒーゼリーパフェ」「クリームソーダ(マックフロートメロン)」と、新商品「メープルバターホットケーキパイ」。
レトロ感のある喫茶チェーンといえば、やはり代表格としてイメージされるのはコメダ珈琲店。コメダの定番メニュー「珈琲ジェリー」や「クリームソーダ」は、マクドナルド側も意識していそうです。
「コメダのマクドナルド化」や「マクドナルドのコメダ化」という動きも明確に見えてきています。喫茶店の食事メニューが充実すること、ファストフードで喫茶風のメニューが楽しめるようになること、どちらも消費者としては歓迎すべきことではないでしょうか。