毎日の暮らしでは移動手段だったり、外遊びのフィールドでは頼れる存在だったり、クルマはボクらのライフスタイルを支える大切なギアのひとつ。そんなジブンに似合う1台に巡りあった達人たちの愛車スタイルを拝見!!
’18 MINI MINI CLUBMAN

コンパクトなクルマに荷物をパンパンに積んで旅に繰り出す。
休日はキャンプとサウナを満喫する村上さんのファーストカーはミニのクラブマン。
「父親がフィアットのチンクエチェントに乗っていて、それに荷物をパンパンに詰め込んでキャンプに行っていました。ルパンみたいに(笑)。それもあり、コンパクトな丸目のクルマが好きで……。でもジブンで乗るなら、なるべく実用的なサイズってことで、クラブマンかなと」。
積載量をアップさせるため、スーリーのルーフキャリアも装備している。「いまはこれに荷物をパンパンに詰め込み、ファミリーキャンプや、ちょっとした旅を楽しんでいます」。

ラゲッジにはキャンプギアとともにマイクも。「『むらゆうのほどほどの話~アンダー・ザ・換気扇~』っていう番組名で、友人とポッドキャスト配信をしているので、その機材です。

クラブマンといえば観音開きのバックドア。

スーリーのルーフバスケットはキャニオンXT。

エンジンをかけると、センターディスプレイの枠が光るアソビ心も。

助手席にあるのはサウナグッズ。「関東近郊のサウナ施設や銭湯を巡っています。最近のお気に入りは、西新井の堀田湯。動線が素晴らしい」。

シリーズでクロスオーバーに続くロングモデルだったクラブマン。“ラグジュアリーミニ”がコンセプトなだけに、上品な佇まいが魅力。カラーは純正のメルティングシルバー。「キャンプ場であまり被らないルックスです」。
’13 MERCEDES-BENZ G300

ガチオフローダーの限定車を、ナロースタイルに独自アレンジ。
Gクラスの中でも、より本格オフロード仕様のプロフェッショナル。その貴重な限定モデルのバンパーやフェンダーをショート化し、スパルタンな印象のナローなスタイリングに。
「乗り換えるつもりもないので、ジブンのクルマらしくカスタムして“ナロプロ”って呼んでいます」。シンプルなPURドアミラーを装着し、リアのナンバー位置をトップに配置するなどアソビ心もプラス。
「SNSなどでは外国の方から『クールだね!』とコメントをもらっていますが、クルマに興味がないヒトには、よくランクルと間違えられています(笑)」。

珍しい観音開きのリアゲートを開けると、荷室にはキャンプギアが満載。

左ハンドルの運転席は、タフな環境での使用が想定されている本格オフローダー仕様で、パワーウインドウやパワーシートなど快適系のオプションは未装着。

エンジンルームから外側に装着され、天井まで伸びるシュノーケルがプロフェッショナルの証。

ヘッドライトガードはTOMOさんが手がけるブランドMotoBack Worksのオリジナル。

サイドとリアに取り付けられたブラックの筆記体エンブレムはワンオフ。

日本では2013年に限定販売された、オフロードに特化したG300 CDI特別仕様車のPROFESSIONAL。機能性を重視し、ラグジュアリー要素が省かれた必要最低限な装備。「観音開きのリアゲートもかなりレアなモデルです」。
’16 MERCEDES-BENZ V220 D

仕事でもクライミングの遠征でも、大満足の積載量。
スタイリストの伊藤さんが昨年、日産のラフェスタから乗り換えた1台がメルセデスのVクラス。
「シゴトで自転車を積み込むことが多いから、車内が広くて天井高があるクルマが欲しかったんです。これは商用車がベースだけに、積載量はバツグン。荷物も出し入れしやすいし、あまり色気がないカラーリングとルックスも気に入っています」。
最近ハマっている、クライミングでも活躍中。「乗り心地もいいし、長距離の運転がめちゃくちゃ快適。仲間のクライミングマットもまとめて積み込めるから、みんなで遠征することが増えました」。

バックドア全体を開けると広大な荷室が現れる。「天井も高いけど床も低い。3列目のシートを2列目に持ってきて、荷室を広くしました」。

リアシートにはクライミングのギアを常備。

コンソールボックスは奥行きもあり、見た目以上に収納力が高いそう。

本来はバンパーもシルバーながら、「艶っぽくなるのがイヤだった」とマットブラックに塗装。

バックドアは、ガラスハッチ部分だけでも開閉できる。「狭い駐車場でも荷物が出し入れしやすくて、かなり重宝しています」。

「なるべく商用車っぽい色がよかった」と、純正カラーのシルバーをセレクト。バンパーのみブラックアウトさせている。「普段はあまり汚れを気にしないで乗っているけど、今日はひさしぶりに洗車してきました(笑)」。
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