夏はコミュニケーションツールにもなるTシャツ。その日、着ているTシャツについて突っ込まれたら、ニヤッとしてしまいますよね。 今回は、ファッション業界人に、自慢のTシャツを教えてもらいました!
カルトもメジャーも、自己満最優先。
古着市場でプレミアが付くこともある映画Tシャツ。誰もが知る超大作からカルトムービーまで、幅広いラインナップで日常使いできそうな1枚をセレクト。名シーンをプリントした直球モデルは会話の掴みになりそう!
Paris,Texas,

Tシャツ/オリジナル パンツ/アンダーカバー キャップ/イデア
作品が好き過ぎて自作したオリジナルの映画Tシャツ。
“映画館へ着て行くための服”をテーマにしたショップ、トラヴィス。オーナーのハラダさんのお気に入りの1枚は、店名にも由来するロードムービー『パリ、テキサス』のTシャツ。主演女優のナスターシャ・キンスキーがプリントされている。「この映画が好き過ぎて、5年ほど前に自作しました。インスタに投稿したら、ナスターシャからお礼のメッセージが届いたんですよ。そんな意味でも宝モノ。名画座『目黒シネマ(@megurocinema)』で、この作品が掛かるときがあれば、間違いなく着用して観にいきます」。
AKIRA

1998年の公開ながら、現在も国内外に多くのファンを抱えるアニメーション映画『アキラ』。「ジブンの名前もアキラなので、パリ出張によく着ていきました。1発で名前を覚えてもらえるし、現地の友人たちが爆笑してくれます(笑)」。

無添加無塩の出汁醤油作成キットを販売するニカタを運営する傍ら、格闘技アパレルブランド、リバーサルのディレクターに就任。「今年も家族でドラゴンズの応援に行きます!」。
Dejavu Studios

名作『ブレードランナー』の哀しきヒロイン、レイチェルがプリントされたブートアイテム。「オフィシャルにこだわらずデザイン優先で、サムデイで入手。センスあるブートが多いんです。少量かつ再販があまりないのもブートの魅力」。

1990年代のクロスカルチャーをベースにしたブランド、バルのデザイナー。休日はキャンプを満喫。「今年もパリ・メンズ・ファッションウィークでの展示会に参加してきました」。
DRAGON MOTORS

日本が誇るカルトムービーのひとつ、『狂い咲きサンダーロード』のオフィシャルTシャツ。「前面は主人公の仁、背面は映画を象徴する“暴動”の文字が荒々しくプリント。そんなグラフィックのインパクトに惹かれて入手しました」。

クリエイティブユニット、アーケイン所属。さまざまな広告や媒体に、編集・ライターとして参画。日本の工芸技術を再発見する「ミッシングリンク」プロジェクトでも活躍中。
Weber

『トイ・ストーリー』のカプセルコレクションの1枚。「100回以上観ている大好きな映画。それだけに、身に纏うことを考えたときに選んだのは、他の人気キャラではなく、ボー・ピープ一択。彼女のエレガントな雰囲気がお気に入りです」。

日本を拠点に世界5ヶ国のレーベルからトラックをリリース。7月前後にデジタル音源を発売 予定。ディレクターを務めるブランド、オンザストリートコーナーズの新作も要注目。
F-LAGSTUF-F

『スターウォーズ』のアミダラ女王の特大プリントが施された“アミダラ”。「衣装の細やかな装飾や、鮮やかな色味がアミダラ女王のデザインの肝。それらがとても精細に表現されていて、かつ大判なのでじっくり観察できるのがいい」。

さまざまなブランド、ショップなどのブランディングをサポートする裏方。「本業の傍ら、“パスエコー”という、実験的なクルマ道具を製作するプロジェクトを新たに始めました」。
COSPA

1954年の初代から2004年の28作目までのロゴをプリントした、ゴジラのオフィシャルグッズ。「この世のあらゆる娯楽作品のキャラクターでゴジラが1番好き。これはアーティストのツアーTシャツ風のデザインにひと目惚れしました」。

本誌をはじめ、さまざまな媒体で活躍。通常のスタイリスト業に加え、最近はインポーターのPRサポートも担う。趣味はサバゲー。「今年はひさしぶりに真夏にサバゲーをしたい
Photo/Shouta Kikuchi(Item), Taizo Shukuri(Image), Fumihiko Ikemoto(Image)
Text/Masatsugu Kuwabara
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