レインボーストーブでお馴染みの暖房機器メーカー「トヨトミ」が手掛ける“GEAR MISSION(ギアミッション)”シリーズといえば、無骨なデザインと機能性あふれるスペックが魅力だ。そんな同シリーズから、新たに火ばさみと薪スタンドが登場。どちらも無骨かつ多機能で、焚き火周りで活躍してくれるアイテムになりそうだ。

多機能な火ばさみ「VERSAGRIP」。

GEAR MISSION VERSAGRIP
“versatile(多用途)”からその名を取ったという VERSAGRIP(バーサグリップ)は、ただ薪を掴むだけではなく、多機能性と使い勝手を徹底的に追求した火ばさみ。先端やサイドが複雑な形状になっていて、いかにもいたるところに機能を搭載していそうなルックスだが、その多機能ぶりを見ていってみよう。

上部のスリットは、ケトルや鍋の釣り手を引っ掛けて持ち上げるのに最適。

先端の三又スリットは、鉄板を挟み込んで持ち上げることができるので、熱い鉄板も操作も安全。また、スリットを焚き火台側面に差し込んで固定することもできるので、使用後の火ばさみを地面に置きっぱなしにして濡れたり紛失したりする心配もない。

もちろん上部のフックを使って焚き火ハンガーやベルトなどに引っ掛けることも可能だ。

さらに便利なのがギザギザになっている部分。ここを使って散らばった薪や燃え残りをたぐり寄せることができるだけでなく、薪を束ねているPPバンドの切断も可能。わざわざナイフやマルチツールを出す必要がないのは嬉しいポイントだ。
素材は黒皮鉄なので、無骨で使うほどに風合いが増して愛着がわく仕様になっている。
自在にサイズ調整できるメタル製薪スタンド「TIMBER BASE」。

GEAR MISSION TIMBER BASE
TIMBER BASE(ティンバーベース)は、薪の量や長さに合わせてサイズの調節が可能で、ソロキャンプからグループキャンプまで、これ一台で対応できるマルチユースな薪スタンド。

クロスプレートとジョイントプレートの差し込み位置を変えるだけで、薪の長さに合わせて最適なサポート位置を選べるため、安定した薪の配置が可能。クロスプレートを外側に差し込めば、一般的な35~40㎝サイズの薪をしっかりと置くことができ、内側に差し込めば、小枝などを集めた際の集積場所として使うことができる。

さらに、クロスプレートの薪受けアームは伸縮式になっているので、少量の薪を使用する一人キャンプから、たっぷり薪を使うグループキャンプまで、薪の量に合わせたトランスフォームが可能。耐荷重は約10kgなので、薪を束で載せても全く問題なし。

オリーブグリーンとコヨーテブラウンの2色展開で、オールメタルの無骨な雰囲気も◎。収納時にはクロスプレートをX字からI字に変形して、ジョイントプレートに入れ込むことでコンパクトにして持ち運ぶことができる。
どちらも2025年5月19日から公式オンラインストアにて一般販売開始で、その前に5月17日・18日に開催されるイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2025」で先行販売される。
(問)トヨトミ www.toyotomi.jp/
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