年明けいきなりの天災にはじまり、猛暑にコメ不足、オリンピックにパラリンピック、物価高に日米のリーダー交代、裏金問題に闇バイト…… いろいろありました2024年、みなさん、無事に年を締めくくることができましたでしょうか? 顔をしかめてしまうことも多かった年かもしれませんが、そん中でもボクらは、ジブンの生活をより楽しませてくれるお買い物、しっかりやってます。ファッションから家電まで、それぞれのジャンルの達人たちが選んだ2024年のベストバイ、こんなカンジでございます。
01. Patagoniaのヘビーフランネルシャツ
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北極圏の光の色から着想したという、94年製のオンブレ柄はファンの間で人気が高く、状態のいいXLサイズは超希少。「発色と柄に惹かれて集めているヘビーフランネル。コレクターから連絡をもらい海外オークションで購入しました」。
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国内ブランドの本店長とプレスを経て独立。2023年にザ・デイを設立し、日常着をテーマに年4回コレクションを展開。「目的地を決めず、街を自転車で気ままに走る時間が楽しみ」。
02. handson gripのFam+α
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ブランド10周年を記念し、牛革からペッカリー革に変更したエクスクルーシブモデル。裏地はポーラテックフリースで、高い保温力が自慢。「今冬は天然素材のアウターを着ることが多いので、光沢のないペッカリーがキブンです」。
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外遊び界隈のありそうでなかったオリジナリティあふれる便利アイテムを日々追求し、カタチにする、ハーフトラックプロダクツの代表。「来年も楽しい商品を期待してください」。
03. WONDER WORKSのリフレクターモンスターズ、鈴モン
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リフレクターを搭載したモンスターと、熊鈴に棲む小さなモンスター。「どちらも自転車で使用することが多いですが、バックパックに取り付けて登山や釣りなどにもよさそう。カラー選びで個性が出せるところも気に入っています」
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長野県伊那市と松本市で自転車とアウトドアの店を運営。休日はMTBでのトレイルライドやグラベルバイクで自然を満喫。「雪が降ったらバックカントリースキーなどを楽しみたい」。
04. nordaの001メンズRZエディション マグマ
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2020年創業。カナダ発の新鋭シューズブランドによる、ダイニーマを使用したトレランシューズ。「白を貴重とした配色は斬新。本来はドロドロに使い込みたいところですが、見た目を非常に気に入っているので普段履きとして使用中」。
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ユニークなキャンプギアやオリジナルの機能美バッグなど扱う、吉祥寺のアウトドアセレクトショップ、vic2のディレクター。「来年は、トレッキングや自転車を楽しみたいです」。
05. Niwakiのラタン芽切りばさみ、剣山
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藤の籐で手巻きされた上質な芽切りばさみと、丈夫な真鍮製のピンを用いた剣山。「デザインにひと目惚れして購入。花屋でお花を買うのではなく、道端に咲いた花や枝ものを、元あった状態に近い粗野な感じで生けて楽しんでいます」。
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さまざまなブランドのPRやクリエイティブ制作に携わる。近年は登山にハマり、関東の低山を中心に歩いている。「最近、掘りごたつのある家に引っ越しました。いい正月になりそう」。
06. Montkage Productsのスリーピングキルト MINO 3.0
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掛け布団のような軽い使用感ながら、内側の生地をオクタにしたため、毛布のような肌触りと包み込む暖かさに。「なんといっても、車泊で使用するのが最高。旅の途中にコインランドリーなどで簡単に洗濯できるのも嬉しいです」。
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ハイカーから絶大な支持を得るギアブランドの司令塔。「最近はもっぱら釣り三昧。シーカヤックでの釣りに夢中でした。冬は例年どおり北海道でテレマークスキーを楽しむ予定」。
07. ARC’TERYXのクロニン コットンパンツ
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やわらかく通気性のいいオーガニックコットン×耐摩耗ナイロンの、しなやかかつ堅牢な1本。「自宅とボルダリングジムの行き来に、コレ1本。登って付いた膝の伸びもチョーク汚れも勲章みたいで、どんどん愛着が湧いてきます」。
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仕事のかたわら、月刊フリーペーパー『口果報』を発行したり、オンライン書店を運営。この秋、ボルダリングにどハマりし、冬のあいだも引き続きジムにこもり鍛錬を重ねる予定。
08. hinataのアウトドア用グローブクリーナー
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三角形の断面を持つ異形断面繊維により、汚れをゴッソリ落とせるグローブ型クリーナー。高い速乾性と吸水力も自慢。「これまでペグやチェアの脚はウェットティッシュで掃除してましたが、これなら水洗いして何度も使えてエコ」。
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年間300以上のキャンプサイトを撮影する外遊びフォトグラファー。無類のギアフリークで、所有するテントは20張以上。「この冬は15年ぶりにスノーボードを再開しようか検討中」。
09. mont-bellのクリマプラス100ベスト
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運動性と快適性を併せ持つクリマプラス100を使用。ストレッチ性に優れ、また汗を素早く外に逃がす通気性と速乾性を備える。肌寒い時期の温度調節に最適。「冬は重ね着に、春先には着こなしのアクセントとして使いたいです」。
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さまざまな方面から注目されている高円寺の古着&セレクトショップ、齋藤浩三郎商店を運営。大のNBA&アウトドアフリークとしても知られる。「この冬はスキーをやりたいです」。
10. MOUNTAIN RESEARCHのダッフルバッグ70
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新作の2WAYダッフル。フル開口するU字ファスナーやアジャスターストラップなど、バックパック的要素が特徴。「おもに帰省を想定して購入。トップのドローコードに、ブランケットや脱いだジャケットをカッコよく収納できます」。
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ブランドルックやカタログ、ミュージシャンの宣材写真やライブ撮影など活動は多岐。仲間との月イチ登山、仕事の合間のサウナが生きがい。「今冬は2歳の息子と雪遊びしたいです」。
Photo/Shouta Kikuchi、Fumihiko Ikemoto、Taizo Shukuri
Takuma Utoo、Yuma Yoshitsugu、Takaaki Miura、Ken Takayanagi
Text/Masahiro Kosaka、Tatsunori Takanashi
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