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快適な冬キャンプデビューのために。パパ愛伝わる防寒リビング。【みんなの冬キャンプスタイル #3 】


12月13日から15日にかけて「GO OUT CAMP冬2024」が開催され、冬の寒さにも負けず快適に過ごすキャンパーたちの様子が取材されました。イベントの一場面として取り上げられたのは、かっちゃんさん親子のサイト。彼らは結露しにくいコットンティピー「ジルコン9CP」と3種類のストーブを使い分けて寒さを凌ぎました。さらに、天井近くに溜まりがちな暖気を循環させるため、ポータブル扇風機を使用。薪ストーブの熱を利用したオーブン料理なども楽しみました。かっちゃんさんは娘の冬キャンプデビューをサポートし、冬キャンプをより快適に楽しむための工夫を凝らしました。寒さ対策が充実していれば、冬キャンプは一年で最も快適だと言います。

12月13日〜15日に開催された「GO OUT CAMP冬2024」。会場となった、ふもとっぱらのフィールドは、冬らしい寒さのなか、時折強風が吹いていました。そんななか、工夫を凝らし快適に過ごしていた、キャンパーさんたちにサイト取材を敢行。スタイルと快適性を両立させている、キャンプ慣れしたみなさんのアイテム選びと使い方とは……? 

今回、サイトを取材させていただいたのは、テント内に薪ストーブを据え、キャンプを楽しんでいた、かっちゃんさん親子。念には念を入れた寒さ対策には、ワケがありました!

結露知らずのコットンティピーで快適冬キャンプ。

OWNER:かっちゃんさん
休日はカメラを片手に親子でフィールドに繰り出すお父さんキャンパー。YOUTUBEチャンネル「かりまチャンネル」ではキャンプや車中泊の楽しさを発信中。

「寒さが苦手な妻は留守番で、親子2人で来ました(笑)今日は娘の冬キャンプデビューなので、いつもより防寒に力を入れています。テントはリビングとして使って、夜は車中泊です。」

こちらは、スウェーデン発のテントメーカー、テンティピの「ジルコン9CP」。丈夫な設計とクオリティの高い、ポリコットン素材がコアなアウトドアマンに支持されています。中で焚き火ができるように設計されているもの特徴。キャンパー憧れの一幕です。

「このテントを手にする前は、ポリエステル製のシェルターテントを冬キャンプで使っていたんですが、結露が凄かったんです。仲間の勧めで、このテントを5年前に入手してからは、結露問題が解決して快適になりました。」

3種類のストーブで、寒さ知らず。

サイトに置いてあったのは、多種多様な3つのストーブ。徹底的な寒さ対策が取られているのがわかります。

まずこちらは、アウトドアショップ「WILD-1」が展開するブランド、テンマクデザインの「ウッドストーブ」。携帯性に優れ、初心者にも扱いやすい人気の薪ストーブです。天面のフタを外せば、直火料理もできるなど、機能も本格的。

「娘に寒い思いをさせたくなかったので、ストーブをたくさん持ってきました。この薪ストーブは3面に大きな耐熱窓があって、どの角度からでも炎の揺らぎが眺められるのがいいですね。ウィング状に開くラックも物がたくさん置けて重宝してます。」

こちらは、韓国発のストーブメーカー、アルパカの灯油ストーブ。コスパとコンパクトさ、シンプルなデザインに愛用者も多いベストセラーアイテムです。最近のモデルは耐震自動消火装置も付いているので、安心。

「すぐに着火と消火ができるので、薪ストーブが温まるまでの繋ぎや、冷えがちな足元を温めるサブとして併用しています。」

3つ目のストーブは、昭和3年創業メーカー、武井バーナーの「パープル・ストーブ」。ポンピングで熱を加え、プレヒートして着火する、昔ながらの加圧式灯油ストーブです。コンパクトかつ暖かい実用性の高さと、使い込むごとに風合いを増す真鍮ボディが人気の衰えない理由。

「さすがにストーブ3発は、やりすぎたかもせれませんが、どれだけ寒くなるかは現地に行かないとわからないので念のため持ってきました。着火にコツが入りますが、しっかり暖かくて『ゴオ〜』という音がいいですね。」

暖かさをより高める工夫も。

センタポールに吊るされていたのは、韓国発のアウトドアガジェットメーカー、クレイモアの充電式ポータブル扇風機「クレイモアファン」。扇風機というと夏のアイテムのイメージが強いですが、使い方次第では冬の暖かさアップにも活躍します。

「どうしても熱がテントの上の方に偏るので、ポータブル扇風機をサーキュレーターがわりに吊るして使っています。あるのとないのでは、暖かさがだいぶ違いますね。充電式だから、どこにでも設置できる点も便利です。」

薪ストーブの熱でオーブン料理も満喫。

こちらは、ランタンロゴでお馴染みのコールマンのロングセラーアイテム「キャンピングオーブンスモーカー」。下に熱源をセットすることで、オーブン料理や燻製が楽しめる天火オーブンです。コンパクトに折りたためるので、携帯性にも優れています。

「薪ストーブの上にこれを置いて料理しいます。上火調理ができるようになるので、このオーブンでピザやグラタンなんかを焼いています。温度計が付いているのも使い勝手が良いですね。冷めた料理を温め直すのにも便利。」

万全に準備すれば、冬が一番快適という説もあります。

寒さ対策が冬キャンプの快適さに直結することを改めて教えてくれた、かっちゃんさんのサイト。備えあれば憂いなしです。娘さんもきっと、冬キャンプ好きになってくれたことでしょう!

雨や虫、花粉も少ない冬キャンプは、寒ささえカバーできれば一年で最も快適と話すキャンパーさんも多いです。暑さの対策は限界がありますが、寒さは、ストーブやウエア、温まる料理など対策方法がたくさんあるので、これからデビューの方はぜひ挑戦してみましょう!

Photo/Taizo Shukuri

The post 快適な冬キャンプデビューのために。パパ愛伝わる防寒リビング。【みんなの冬キャンプスタイル #3 】 first appeared on GO OUT.

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