本格的なウインターシーズンを目前に控え、ダウンやフリースなどのあったかアウターからシューズ、冬小物まで、いまから防寒対策はバッチリ準備しておきたいところ。そこで、冬でもアウトドアなコーディネートを楽しむ着こなし上手な12名に、機能的かつ暖かさもしっかり確保した冬仕様のおしゃれスタイルを拝見させてもらいました。
01. 機能的ステルスポケットがキャンプでも街でも活躍。
蒲谷健太郎/bal デザイナー
バルの蒲谷さんの外遊びスタイルにおける主役アイテムは、ステルスポケットを装備したフリースジャケット。「収納力が高くて機能的だけど、デザインはシンプルなのでデイリーウエアとして使えるのがいいですね。キャンプはもちろん、通勤でも活躍しているけど、バッグを持たなくていいから重宝しています」。 現在は本格的なゴアテックスのジャケットも企画中。「雪山仕様のハイスペックなアウターを、ストリートでも着用できるデザインで作りたいです」。
02. デニムパンツを取り入れたラフな冬コーデで農園へ。
中山 竜/SO SHOP &HOSTEL NAKAMEGURO スタッフ
休日は野菜づくりをする農園に行くこともある中山さん。「自然が豊かな環境で育ったので、農業はとても身近な存在。現地で着替えることもあるけど、なるべく普段着で作業をしたいから、汚れが気にならないデニムパンツを履いていきます」。今季はそんなスタイルに、ロアのクラシックなダウンジャケットも着用。「冬は防寒対策も欠かせません。ちょっと土っぽいけどスマートに着こなせるウエアが好きなので、野暮ったくならない微妙なラインを追求したいです」。
03. キャンプも、サーフィンも、クロスオーバーで楽しむ。
金子敏治/ILL ONE EIGHTY デザイナー
新ブランド、イル ワンエイティをスター トさせた金子さんは、早速、来季リリース予定となる1stコレクションのアイテムを着用。「ブランドのコンセプトに合わせて、アクティビティとインドア、どちらも満喫できる着こなしを意識しました。個人的には、こんなスタイルでキャンプやサーフィンを楽しんでいきたいです」。今後は、男女問わずに着用できるアイテムも展開する予定。「既存のセオリーにとらわれず、新しい外遊びスタイルを発信していきたいです」。
04. キャンプではウール素材で焚き火を楽しむのが定番。
安倍昌宏/MOUNTAIN RESEARCH 企画
マウンテンリサーチの安倍さんは、冬のソロキャンプを想定したラフなスタイルを披露。「キャンプでは焚き火を楽しみたいので、トップスは季節を問わずウールのアイテムを取り入れるのが定番。今秋は新作のウールニットを着用したいです」。腰まわりには数年前にリリースされたポケット付きベルトを装備。「最近、ウエストポーチのような腰まわりの収納ツールが気になっているので、過去のアーカイブを改めて取り入れたりして、リサーチしています」。
Photo/Fumihiko Ikemoto, Taizo Shukuri, Yuma Yoshitsugu
Report & Text/Masatsugu Kuwabara
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