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トヨタ・カローラ初のSUV「カローラ クロス」発売。荷室広々で外遊びに◎!




気になる価格帯は、199万9000円〜319万9000円


トヨタは、2021年9月14日、新型カローラ クロスを発売しました。クラウン、カムリなどと共にトヨタの基幹モデルであり、看板車種といえるカローラ。初代は1966年に誕生し、グローバル累計販売台数は5000万台超(2021年7月にカローラシリーズで達成)という、トヨタのみならず日本車を代表する1台です。


新型カローラ クロスのエクステリア

トヨタの現在のSUVは、ヤリスクロス、C-HR、RAV4、ハリアーなど多くのモデルがあります。カローラ クロスのボディサイズは、全長4490×全幅1825×全高1620mm、ホイールベースは2640mm。C-HRは、全長4390×全幅1795×全高1550mm、ホイールベースは2640mmと同値になっています。


新型カローラ クロスのリヤビュー

C-HRと比べると、カローラ クロスは、100mm長く、30mmワイドで、70mm高くなっています。また、RAV4は、全長4600×全幅1855×全高1690mm、ホイールベースは2690mm。C-HRは1550mm制限のある立体駐車場などに入庫できるのが特徴で、カローラ クロスは、C-HRよりもひとまわり大きく、とくに背の高さによる高い居住性や積載性が期待できます。


カローラクロスと同GA-Cプラットフォームを使う「プリウス」「C-HR」「レクサスUX」との違いは?


「GA-C」プラットフォームを採用

カローラ クロスのプラットフォームは、「GA-C」プラットフォームで、C-HRやレクサスUX、プリウスなどと同じ。トヨタは、アウトドアにも便利な広いキャビンと、都会的で上質な内外装デザインを採用し、アウトドアやレジャー、街乗りまで幅広いシーンで活躍する高いユーティリティを与えたとしています。


カローラ クロスの荷室スペース。地上からの開口高を大きく下げている

実際に、荷室容量487L(5人乗車時)という、クラストップレベルの広さが確保されています。リヤシートを倒すとさらに広いスペースが出現し、ロードバイクの搭載が可能になります。荷物の積み下ろしのしやすさにもこだわり、地上から荷室開口部までの高さは、地面から720mmの高さと低く抑えられています。C-HRの荷室容量は318~1112L、RAV4は580~1185Lとなっています。RAV4ではボディサイズが大きすぎる、逆にC-HRでは居住性や積載性などが物足りない、という層にぴったりのサイズになっています。


ロードバイクの積載が可能

パワートレーンは、ハイブリッド車、ガソリン車ともにカローラ クロスに最適化された1.8Lで、前者はクラストップレベルの26.2km/Lを達成。また、ハイブリッドにはE-Fourが設定され、雪国などのニーズを満たしています。


新型カローラ クロスのインパネ

また、足まわりは、フロントサスペンションにマクファーソンストラット式を、リヤサスペンションには、2WD車に新開発のトーションビーム式を用意。大型ゴムブッシュと合わせることで、凹凸した道でも路面をしっかりと捉えるしなやかで上質な走りを実現しているそうです。


マクファーソンストラット式フロントサスペンション

ハイブリッド仕様のE-Fourには、これまでのカローラシリーズで熟成を重ねたダブルウィッシュボーン式が採用され、アーム類の取り付け位置を最適化したことで、走行安定性とレスポンスの良さを高次元で両立したそう。また、最小回転半径は、クラス最小レベルの5.2m。全幅は1825mmと1.8mを超えているものの、狭い道や駐車場などでの取り回しにも配慮されています。


価格は、ガソリンエンジン車が199万9000円〜264万円。ハイブリッド仕様が259万円〜319万9000円です。


「ラゲージアクティブボックス」は、2021年12月の発売予定

(塚田 勝弘)



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