「スニーカーにもレース」というパリジェンヌっぽい選択
パリジェンヌにとって《BENSIMON(ベンシモン)》のスニーカーはもはやこれ以上のベーシックはないかもしれません。ルーツであるはずのアーミーシューズのニュアンスが生きているにもかかわらず、デザインにはエレガンスが漂い、カジュアルでも上品な雰囲気を演出してくれます。アッパーにレース地を重ねてあるレディな一足は新作。大人っぽい着こなしの仕上げにぜひ履いてみてはいかがでしょう。
パリジェンヌの定番スニーカー“テニス”がよく知られています
セルジュとイヴのふたり、ベンシモン兄弟が1980年代初めにスタートさせた、フランスのライフスタイルブランド《ベンシモン》。最もアイコニックなアイテムが、インソールの「B」のロゴと豊富なカラーバリエーションで知られる、コットンシューズ“テニス”です。“テニス”は軍隊で使われていたスニーカーにインスパイアされてデザインされた、ヴィンテージ感のあるくたっとしたシルエットが特徴的。定番に加え、シーズンごとに新しい柄やコラボレーションが発表され、クローゼットにたくさんの“テニス”を揃えた、《ベンシモン》マニアのパリジェンヌも少なくありません。日本では初の旗艦店「ベンシモン オトゥール・デュ・モンド 代官山店(BENSIMON AUTOUR DU MOND)」が2018年2月にオープンしています。
スニーカー各¥8000、パンツ¥22000/BENSIMON(ルックブティック事業部)、ワンピース¥18000/PRTITBATEAU(プチバトー・カスタマーセンター)
【お問い合わせ先】
プチバトー・カスタマーセンター 0120-190-770
ルック ブティック事業部 03-6439-1647
3月12日発売の『FUDGE』4月号は、毎年恒例のパリ特集。今年の春は、いつもよりちょっとクラシカルな気分だから、レディなパリジェンヌスタイルにチャレンジしてみるのはいかが?ふだんのベーシックなコーディネートに加えるだけで完成する、上品でエスプリの効いたアイテムをご紹介していきます。
photograph_Azuma Kyosuke(tokyojork/model), Ichihara Keiko(still)
styling_Kiyomiya Mio
hair&make-up_Murakami Aya
model_Piper Badaracco
text_Koba.A
edit_Oguchi Eiko