フレンチカジュアルのアイコン的存在
《SAINT JAMES(セント ジェームス)》は1889年、フランス北部ノルマンディー地方に位置するセントジェームス市で誕生したマリンファッションブランドです。世界遺産のモン・サンミッシェルをモチーフにしたブランドタグで知られていますが、そこに記されているのが「Ne de la mer(=海から生まれた)」のメッセージ。実はブランド設立当初、手がけていたのがフィッシャーマンたちのための作業着だったんです。視界の悪い海上でも彼らが互いを認識できるようにと、見分けがつきやすいトリコロール柄やボーダー柄のアイテムを手がけていました。それがこのメッセージに通じているというわけです。
そののち、ココ・シャネルやブリジット・バルドー、オードリー・ヘップバーンらが愛用したことで世界じゅうにその名を知らしめ、現在でもフレンチカジュアルの定番として愛され続けています。
シンプルなデニムスタイルDay、出かける前にこんな風にコーディネートを完成させて
ボーダーにボーダーはトゥーマッチ? と思ったのならちょっと待って! チェックonチェック同様に、柄に柄をかけ合わせる、ちょっとこっくりとしたコーディネートがこなれた印象に通じるんです。だから《セント ジェームス》のバスクシャツをセレクトした日なら、《セント ジェームス》のボーダーソックスを合わせるのが今どきの‟可愛い”。ぜひ試してみて。
ソックス¥2860、カットソー¥9350/SAINT JAMES(セント ジェームス代官山店)、パンツ¥9000/USED(メイデンズ ショップ ウィメン)
【お問い合わせ先】
セント ジェームス代官山店 03-3464-7123
メイデンズ ショップ ウィメン 03-5772-5088
FUDGEガールのお洒落のお手本でもある、パリジェンヌたち。彼女たちが愛するフランスブランドから、ちょっぴりモダンな小物とアクセサリーをセレクトしてラインナップ。春の息吹を感じるこの時期、あなたのワードローブに新鮮な風を吹き込んで! 引き続き、おうちで過ごす時間がたっぷりあるこの春、すてきなインテリアグッズにもご注目を。
photograph_Kakuta Wataru
styling &direction_Nakako Nao
hair &make-up_Suzuki Karen
model_Olga
text_Koba.A
edit_Ogura Fumika, Oguchi Eiko