歯磨き時間は起きてすぐにするのが理想的。寝ている間に口の中に細菌が溜まっているからです。さらに細菌が増えることで発生するプロテアーゼという酵素は、喉に付着するとウイルスの感染を防いでいるのどの粘膜を破壊してしまいます。だからこそ歯磨き時間はおきてすぐにするべきなのです。
歯磨き時間は目覚めてすぐが理想
歯磨き時間は、目覚めたらすぐに設定するのが理想的。朝は起きたらすぐに歯磨きの時間にしましょう。とくに冬は、起きたら口の中にウイルス応援酵素がたくさんあるからです。
ウイルス応援酵素とはプロテアーゼと呼ばれるもの。口の中に細菌が増えることで発生する酵素です。朝は口の中に細菌が溜まった状態なので、このプロテアーゼも多くなっています。
通常、のどの粘膜をタンパク質が保護しているため、インフルエンザや風邪のウイルスが着かずに感染を防いでくれているもの。プロテアーゼは粘膜の壁を壊すため、インフルエンザや風邪に感染しやすくなるのです。
朝イチの歯磨き時間で洗い流す
日中、人間がおきている間は唾液の作用で口の中の細菌は抑えられています。しかし、寝ている間は唾液が出ずに乾燥しているため、細菌が増えやすいのです。すなわち、ウイルス応援酵素であるプロテアーゼが多く存在します。
この状態で朝ご飯を食べると、食べ物と一緒にプロテアーゼを飲み込んでしまうことで体内に侵入。のどに付着していしまうと、酵素が粘膜のタンパク質の壁を破壊してウイルスを侵入しやすくしてしまうのです。
インフルエンザや風邪のウイルスはのどに付着すると、20分程度で体内に入ってきてしまいます。だからこそ、歯磨き時間は目覚めてすぐにすることが大切。朝イチの歯磨き時間で、ウイルス応援酵素を洗い流してしまいましょう。