姿勢を良くするためには、まずは悪い姿勢の原因となる体幹バランスのチェック方法を紹介します。そのうえで、姿勢を良くするために体幹バランスを整える方法を紹介しましょう。体幹のインナーマッスルを鍛えることで姿勢を良くすることができるのです。
姿勢を良くする前にバランスチェック
じつは、悪い姿勢の原因は体幹バランスの悪さにあります。そこで、姿勢を良くする前に体幹バランスをチェックする方法を紹介しましょう。まずは壁にかかと・腰・背中・頭をしっかりくっ付けます。
この姿勢で、頭の位置を動かさずに、太ももを上げて片足立ちができるかを試すのです。体幹バランスが悪いと、左右の片方しか上げられなかったり、ひどい場合にはどちらも上げられないこともあります。
体幹バランスのチェックで片足立ちができない原因は筋肉不足。とくに体幹のインナーマッスルが衰えていると、体幹バランスが悪くなります。
姿勢を良くするための体幹バランス
そこで、姿勢を良くするための体幹バランスを整える方法を紹介しましょう。体幹のインナーマッスルを鍛えることで、姿勢を良くすることができるのです。体幹バランスのチェックで利用した、壁をそのまま使います。
まず壁から一足分離れた位置に、壁と平行の向きに立ってください。ここで壁側の手を上にグーッと伸ばしながら壁にそえます。この体勢から、壁と反対側の足を上げるのです。
余力があれば、壁と反対側の手も上に上げます。これを5~10秒キープするのです。実際にやってみると、体の側面に筋肉が使われていることがよくわかります。左右それぞれ行うことで、体幹バランスを改善して姿勢を良くすることができるのです。